ワタリウム美術館が、「パビリオントウキョウ 2021」 (その9カ所のインスタレーションの様子は こちら)と共にこの夏に企画している「水の波紋展 2021」。青山界隈に27カ所を展開している。

ファブリス・イベール Fabrice Hyber「たねを育てる」2008年 オリンピックやパラリンピックが開催されている国立競技場の斜め前、ビクタースタジオの前という凄い立地で、なんとなんと小さいながらも畑が!「art で街をやさい畑にする」と言うプロジェクトで、これらは江戸野菜とのこと。
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トモトシ「ミッシング・ミッシング・サン」2021年
今年3月に国や自分自身の状況に絶望し、トモトシ氏は国旗掲揚塔に白旗を揚げたが、3週間後に引き下ろされたと。しかし現在の状況はさらに難しく、せめて負けを認めることくらい許してほしいとまた白旗を揚げたのだそう。
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名もなき実昌「観れても触れれない(おっきな落書き(>_<))」2021年
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バリー・マッギー Barry McGee「無題」2019年
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バリー・マッギー氏の作品は、OKEATA COLLECTION 展以来:

SIDE CORE 「地球 神宮前 空き地」2021年
7組のアーティストによる。この空き地は、もともとオリンピックに向けて取り壊されて出来た空き地だったが、次の目的が決まらないままとなり、財務省が所有している。その一部を借りて設営したとのことで、この細長いアプローチの外側は国有地なので入らないで、と。
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EVERYDAY HOLIDAY SQUAD「TIME TUNNEL」タイムズ24(株)から許可を得て制作されたゲート。都市では古い建物が壊されコインパーキングになっていると。
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森田貴宏
「Movement」オリンピックのスケートボード選手の大活躍により、急遽作品を変更されたとのこと。
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TOKYO ZOMBIE
「立入禁止 / 神出鬼没」10代の様々な人種的バックグラウンドを持つチーム。「入ってはいけない場所に入る経験」により、「秘密を共有する信頼関係」を作ったとのこと。
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鯰(表良樹、藤村祥馬、森山泰地)
「Paradise」 滑り台のように見えるが滑ることは出来ずにベンチやブランコの機能を持っている。
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Barry McGee 「無題」
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石毛健太
「Alien Carrier」キャリーケースをドネーションしてもらい、そこに雑草を植えて「移動すうことのできる鉢植」と。
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外苑西通りの所にも。
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ホアン・ヨンピン Huang Yong Ping「竹箒(たけぼうき)」1995年 天安門事件の時に中国からパリに移住した作家。一昨年没。ワタリウム美術館の建物入り口にある全長7メートルの箒は、出入りする人達の禍を掃き出してくれるのだそう。
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フィリップ・ラメット Philippe Ramette「有罪の空間」1995年
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トモトシ「遅効性保留プラン / Slow-acting Pending Plan」東京オリンピックをテーマにした映像作品による五輪を形づくったインスタレーション。
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作品が多数ある為、<2>へ。

場所:青山周辺 27ヶ所
会期:8月2日~9月5日’21

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