今年3月~6月に「マーク・マンダース  マーク・マンダースの不在」なる展覧会があったのだが、コロナ禍により開催期間短縮となってしまった。そこで、作品返却までの間、出品作品の一部を全く異なる構成の特別展示として「マーク・マンダース 保管と展示 Mark Manders Storage and Display」が開催されることになった。もともとの展覧会を見ていなかったので、何としても行きたいと思っていた。

マーク・マンダース Mark Manders 氏は、1968 年、フォルケル(オランダ)生まれ。現在、ベルギーのロンセを拠点に活動。
「マインド・スタディ」2010-11
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「記録された課題」1992-93 9センチ × 12.7センチ 厚みが2.5センチと、非常に小さな作品が、展示室の壁の足元にポツンと。
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「舞台のアンドロイド」(88%に縮小)2002-2014
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「88%の椅子」2019-2020 確かに小さい😂 隣には畳まれた衣服と靴。
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「狐 / 鼠 / ベルト」1992-93
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「乾いた土の頭部」2015-16
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「4つの黄色い縦のコンポジション」2017-19
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床の上に直に色々な細かい作品が並べられている為、部屋の限られた場所からしか撮影はさせてもらえない為、撮れない作品もあったのが残念。「夜の庭の光景」と題された作品は、彩色されたブロンズなどではなく毛がつけられた猫が胴体部分で真っ二つに切断されていて衝撃的だった。

「執拗な不在を提供するために作られ、放置された部屋」1992-2010
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「短く悲しい思考」1990 真鍮で出来ているのだが、わずか3センチ × 22センチの2点組。
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「細く赤い文の静物」2020
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「椅子の上の乾いた像」2011-15
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そして、美術館の入り口にも。「2つの動かない頭部」2015-16
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会場:東京都現代美術館
会期:7月17日~10月17日’21


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