冨安由真氏の個展「The Doom」。
不可視なものに対する知覚を鑑賞者に疑似的に体験させる、現実と非現実の狭間を体験させる、インスタレーション。心霊現象や超常現象、夢の世界など、科学によっては説明できないような人間の深層心理や不可視なものに対する知覚を疑似体験させる空間演出で、冨安氏は「よくわからないものの中にこそ、大事なことが潜んでいる」と。

冨安氏が幼少期に見た夢を元にした、金沢21世紀美術館で発表中の「アペルト15《The Pale Horse 蒼ざめた馬》」に連なる展示。冨安氏の普遍的なテーマのひとつである 「現実と非現実の狭間」「違和感の創出」を知覚体験の「部屋」とのこと。
アートフロントギャラリーのメインの展示室の中に更に部屋を作り、靴を脱いで少し傾斜した部屋に扉を開けて入って鑑賞することが出来る。ガラスの外からでは映り込みが酷いが💦
「The Doom」2021
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その部屋の裏に廊下が作ってある。
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「The Pale Horse and the Red Sun」2021
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「The Pale Horse on the Sands」2021
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「The Pale Horse (Rooms)」2021
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「The Pale Horse (The Room)」2021
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「The Pale Horse (Sun-dappled Cemetery)」2021
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「The Pale Horse (Monsanto)」2021
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「The Pale Horse (Tintagel)」2021
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「The Pale Horse (Night Road)」2021
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会場:アートフロントギャラリー
会期:12月17日’21~1月23日’22