第14回 恵比寿映像祭「スペクタクル後 AFTER THE SPECTACLE」に。
一昨年の第12回に行った時の様子は:

WOW「モーション・モダリティ / レイヤー」2022
センター広場にある。本当なら昨年に展示される予定だったとのこと。暗くなった方が見やすいのだろうが、ライトが埋め込まれていて、色々な発色をしている。
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佐藤朋子「オバケ東京のためのインデックス序章」2021
ゴジラが東京湾から上陸して街を破壊する話や、岡本太郎氏が1965年に著した都市論の「オバケ東京」の「いこいの島」構想などを紹介するレクチャー・パフォーマンスの映像インスタレーション版。
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ひらのりょう「Krasue (ガスー)」2021
日本のヤクザと血の匂いに誘われるタイの妖怪が登場する映像。妖怪のはりぼてや、それぞれのドローイングも展示されていた。
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パンタグラフ「Clockwork Birdcage」
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専用のアプリをダウンロードして見ると、全然違う!

「ストロボの雨を歩く」2015
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この動画は、そのアプリを通して録画したものなので、実際の目で見るものとは異なる。

三田村光土里「Till We Meet Again また会うために、わたしはつくろう」2020
音も合わせたサウンド・インスタレーション。
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山谷佑介「The doors」2018
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藤幡正樹「Voices of Aliveness」2012
フランスのナントの参加者達が乗った自転車の痕跡と、彼らの叫び声を収録し、サイバースペース上にアーカイブした、人間の声の彫刻とのこと。赤い円盤を手で回して360度のアーカイブを見ることも出来る。
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大きな集音マイクが付けられた自転車も展示されていた。
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小田香「Day of the Dead」2021、「セノーテ・ラッシュフィルム」2019、「muse」シリーズ 2016-2018
水の中の光と闇を撮ってみたいとのことから、メキシコのユカタン半島北部に点在する泉のセノーテを巡ったとのこと。セノーテは現世と黄泉を結ぶと信じられており、生け贄などの文化のあるメキシコの食べ物や踊りなども紹介されていた。
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サムソン・ヤン Samson Young 「The World Falls Apart Into Facts」2019/2020
中国生まれの民謡が、西洋的な解釈を加えられてオペラ「トゥーランドット」となっていたり、日本の雅楽のハーモニーやリズムが唐楽の原型が保存されているというがそうでないとも言われているとし、文化の伝搬と正統性を問う作品。
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会場:東京都写真美術館、恵比寿や代官山などの地域連携各所、計12カ所
会期:2月4日~2月20日’22