池袋には殆ど行かないので、全然知らなかったのだが、可愛いトンネルがあった。そのトンネルの壁や天井一面に植田志保氏の世界が広がっている。
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雑司が谷(ぞうしがや)隧道は大正14年に建設され、戦後東西にあったヤミ市をつなぐ唯一の通路だったが、かつては「ションベンガード」とも呼ばれ、暗い・汚い・怖いと言われていた。
昭和60年(1985年)に改修され、「W(西口)E(東口)との通路」、「多くの人が通る、私たちの道」等、多くの意味を持つ、「WE ROAD:ウイ・ロード」の愛称が付けられたものの、近年実施した交通量調査では、一日平均3万人が通行する中、女性は平日で23%しか通っていないことが判明。
2017年に、改修事業が始まり、再生プロジェクト「1000万のたましいを呼び醒ます『色のすること』~ Tour of WE ROAD」が始動。植田志保氏によって、2018年3月8日に、池袋駅前仮設アトリエで天井パネル描画制作が開始され、5月31日に天井パネル画45枚が完成し、7月からは天井、壁面への直接描画が始まったのだとか。

トンネルは、長さ77メートル、幅3.6メートル、高さ2.1メートルと非常に広範囲に渡っており、公開制作が行われていたのだそう。
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凹凸のある壁面もそのままキャンバスになっている。
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突き当たりにも。
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可愛い→を追っていくと、出口に。
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以下の画像は植田志保氏のHPから拝借したのだが、昔の雑司が谷隧道の様子:
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