名和晃平氏と、ベルギーの振付家・ダンサーであるダミアン・ジャレ氏による「Fountain」展。
両者のコラボは、同じく銀座蔦屋で行われている:

「Fountain」2022
森の生命の循環をテーマにしている。多種多様な生命が土から生まれ土へと還る過程の中で姿を変え、互いに関係し合う様子を表し、中心からは泉が螺旋状に湧き出て、鹿の角が落ちている。
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表面が、細かくブツブツしてざらざらしているように見えるので、触りたい衝動にかられるのをグッと我慢して😂
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「Velvet-Kinjiro」2022 昭和初期から小学校に数多く設置された二宮金次郎像だが、近年は歩きスマホを助長するとの指摘から撤去が進んでいるのだそう。オブジェの表面を部分的に膨らせ、表面を真っ黒なベルベット状に仕上げている。
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本屋さんの中の会場で本を読みながら歩いている像は、何だかシニカル。
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「Plotter」2022 プロッターマシンにボールペンを取り付けて描かれたもの。マシンによるドローイングではあるが、濃淡や破れなどが発生しているのも面白い。
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「Esquisse」 名和氏が京都市立芸術大学大学院の彫刻コースに在籍されていた2000年頃に描かれたドローイングを今回シルクスクリーンの版画に。
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「Orbit」2022  名和氏とダミアン・ジャレ氏によるコンテンポラリーダンスの舞台公演の世界観を仮装の3D空間を撮影し、コンピュータ制御によるドリルミルでアルミ板を削りだして制作された「写真彫刻」。
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以前に見た名和晃平氏の作品は こちら

会場:銀座蔦屋
会期:4月16日~5月8日’22