白金にある、3店舗のレストランシェフのデザートを集めたケーキ屋さんの メゾン ド クイエ MAISON DU CREER での荒井シェフのケーキが気に入ったので、是非ともレストランにも行ってみたいなと。そのケーキの様子は:

ミシュランの★をひとつ取っておられる。
ランチは12000円の一種類。それに、オススメの雲丹の一品2750円を追加。飲み物は、3杯のペアリング7500円と、4杯のペアリング8800円を付けてもらった。
シャンパンはブランドブラン。白はシュナンブラン。
1 2
赤のピノノワールが美味しかった。
1 2

アミューズの一品目は、3種類のオリーブの詰め物。手前からベルガモット風味のものに上からパン粉、豆腐に上は乾燥させたお米、サワークリームに上はチョリソー。
4-5

アミューズに2品目。左側はひよこ豆で作った生地のスティックを揚げ、牛肉の生ハムであるブリザオーラが巻いてある。右側は、同じくひよこ豆を薄く伸ばしてクミンなどのスパイスを乗せて焼いたものに、手前の手忘豆で作った柔らかいペーストのようなものと一緒にいただく。まるでフムスのようなイメージ。
4-6

追加でお願いした雲丹料理。北海道の馬糞雲丹が下に敷かれ、上にはそのムースが載り、ウイキョウのソースが付く。山葵の香りもほんのりとする。非常に美味。器も雲丹料理にしか使えない。
4-7

4-8

温かいカンパーニュのスライス。
4-9

北海道産の桜鱒を山わさびとヨーグルトとマヨネーズで和えたもので巻いてあり、アスパラの濃厚なソースには細かく切ったアスパラも入っている。上にはマイクロ胡瓜、キャビア、エディブルの胡瓜の花が載る。
4-10

甘鯛の鱗焼き 下には蛍烏賊とうるいのコンディマン(自家製薬味)、目の前で春菊と秋田のしょっつるを合わせたソースをかけて下さる。上には山葵菜の葉。この鱗焼きは秀逸。和食はもとより、他のフレンチなどでもいただいたことがあるが、ここほど身の部分はふんわり、鱗の部分はカリカリパリパリなのは味わったことがない。春菊としょっつるのソースも美味しい。
4-11

名物のサラダには、この日はこれだけの種類のお野菜が入っているとのこと。
4-12
温野菜の上に生野菜が載っていて、上から豆豉醤の粉末、温かいドレッシングがかかっている。スプーンで下から混ぜて頂くようにと。すると、下からはモッツァレラが出て来た。
4-13

4-14

梅山豚(メイシャントン)の横には涙豆のピューレ、奥にはフランスのラットと言うジャガイモ、ソースはローリエのソース。ローリエのソースが美味しい。アスパラソバージュがパスタのようにクルクルと巻かれていた。
梅山豚とは:中国太湖豚系の原種豚。1972年日中国交正常化の際にジャイアントパンダに続いて、梅山豚10頭が寄贈されたことに始まる。その後、民間においては、1989年に塚原牧場が雄2頭、雌10頭を初めて輸入したが、翌1990年に中国政府が禁止品目に指定したため、日本で飼育されている梅山豚は、農林水産省と塚原牧場を合わせて100頭前後しかいない。

涙豆とは:スナップエンドウの若い未成熟の豆で、スペインのサンセバスチャン近郊でしか採れないものを日本でも栽培している。

ジャガイモのラット RATTE 種とは:フランスはノルマンディー地方のジャガイモで、粘質でピューレやポタージュやポテトフライなどに向いている品種。

4-15 

地元の浅草愛なお店なので、冷たいアイスクリームかと思いきや、中にプツプツと雷おこしが入っていて面白い。
4-16

下には黄色いパプリカのムース、その上に河内晩柑、白いものはホエーのソルベ。
4-17

リュバーブのデザートとしてアイスクリームとお米、煮込まれたルバーブとカシスの赤いソースにはエディブルフラワーが色々と。横には、オールスパイス風味の薄焼きのチュイールが付く。
4-18

4-19

ハーブティーとコーヒーをいただいた。コーヒーはどちらかと言うと薄めな印象。ハーブティーは、契約されている農家さんから色々とお任せで送って来られるので、カモミールだけの時などもあるそうだが、この時はカモミールやミントなど多数のハーブが入っているとのこと。
4-20

4-24

お茶菓子としてまず人形焼き風のフィナンシェ、カヌレ、そしてすぐ側にあるかりんとう専門店の「小桜」さんのかりんとうが出て来た。
4-21

4-22

4-23
さすがにお腹がいっぱいになったので、お茶菓子は包んで持ち帰らせてもらった。
どのお料理も美味しく楽しませて頂いた。

台東区浅草4-10-5
03-3874-1552
www.hommage-arai.com/


にほんブログ村 グルメブログへ
にほんブログ村
にほんブログ村 グルメブログ 東京食べ歩きへ
にほんブログ村