ゲルハルト・リヒター Gerhard Richter 氏のドローイング展「Drawings 2018-2022 and Elbe 1957」展。
リヒター氏は、1932年ドレスデン生まれケルン在住。2017年を最後に油彩画の制作をやめたが、ドローイング作品を90歳の現在も制作し続けている。最新のドローイングでは、定規やコンパスを用いた機械的な線と変則的で輪部を持たない色彩とが多層的に交わっているのが特徴。2018年から2022年に描かれた新作のドローイング作品18点が並んでいる。
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65年前に制作された31点組の版画作品《Elbe [Editions CR: 155]》のエディション版。1957年に25歳のリヒターがスケッチブックにゴムローラーを用いて描いた版画が元になったエディション作品で、ベルリンの壁崩壊前の1961年にドレスデンから西ドイツへと移住し、その際に友人に預けていたオリジナルの版画が、2012年に精密な写真撮影とインクジェットプリントとで再現され、正式なエディション作品となったのだそう。
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3つのエディション作品も展示されていた。
《Snow-White [Editions CR: 132]》2005
《Snow-White [Editions CR 132]》(2005
《Sils [Editions CR: 170]》2015年
《Sils [Editions CR 170]》(2015年)

《PATH [Editions CR: 176]》2018年
《PATH [Editions CR 176]》(2018

会場:WAKO WORKS OF ART
会期:6月11日~7月30日’22

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