恵比寿にあるヱビスビール記念館の見学ツアーに参加してみた。
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ツアー参加者の待合室には、色々な恵比寿像が並んでいる。
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テーブルには、大麦などが敷き詰められ、ミニチュアの人が、さも畑で刈り取りをしているよう。
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馬越恭平氏(1844~1933)は、三井物産在籍中に、創業5年目で経営危機に陥っていたサッポロビール恵比寿工場の前身である日本麦酒会社の社長に就任し再建。41年間社長をつとめ、1906年にサッポロ麦酒(株)、大阪麦酒(株)との3社合併による大日本麦酒(株)を起こし、日本のビール生産量の7割強を占めたのだそう。
因みにその大日本麦酒は、戦後、アサヒビールと日本麦酒に分割。その後、日本麦酒はサッポロビールに名前を変え、1971年にサッポロビールのもとヱビスブランドが復活。
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創業当時の建物。日本のようには思えない。
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明治23年(1890年)発売のもの。まだ瓶の栓は王冠ではなくコルク栓。
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当時は、ビール一本がお蕎麦10杯分に相当する値段だったとのこと。つまり一本3000~4000円はしたことになる高級酒。
明治32年(1899年)銀座8丁目に開店した日本初の恵比寿ビヤホール。日本麦酒の社長であった馬越恭平氏の発案によるもので、氷室で冷やした生ビール1杯(500ミリリットル)10銭で販売していた。
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ラベルも恵比寿像に変わり、1912年頃からはコルク栓から王冠に変わった。王冠にはへこみが21カ所あるのだそう。
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戦時下の昭和18年(1943年)では、ブランド名が消された。
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平成10年(1998年)から遊び心ではじまったラッキーエビス。一匹ではなく二匹の鯛がいるもので、見られるのは、瓶ビールのみの数百本に1本ほどの確率なのだそう。
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可愛いオルゴールをガイドの方が聴かせてくださるのだが、勿論曲は、エビスと言えば「第三の男のテーマ(ハリーライムのテーマ)」。JR恵比寿駅でも電車が来る度にこの曲が流れるのは知っていたが、上り線と下り線とでは音程が違うのだそう。
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ガイドツアー参加には、ひとり500円を支払うのだが、最後に試飲2杯いただくことが出来る。プレミアムエビスと、マイスター(だったかな)。ナッツもつく。
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ホップや麦の種類を見ることが出来る。ホップはつる植物だが、高さ8メートルにも伸びるとか。
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美味しい注ぎ方などを教えてくださる。4~8度の冷蔵庫で5~6時間冷やしてから、最初は勢い良くドバーッと高い所から注ぎ、泡が落ち着くのを待つ。そしてまた注ぎ待つ。3回目にそっと細かい泡を注ぎ足し、7:3の黄金比にすると、グラスの上に盛り上がるような泡が出来る。泡で酸化防止になるので、泡は残しながら飲むと美味しいのだそう。
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出入り口の横にもビールの缶で作ったものが置かれているが、そのうちの一本にだけラッキーエビスが描かれているのだとか。
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ヱビスビールが出来てから、街の名前が「恵比寿」となっただけあって、恵比寿駅界隈のあちこちに馬車がビールを運ぶデザインの下のビールジョッキが街灯になっていたり、通称ビール坂まであったりする。
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恵比寿駅には数多くのポスターと共に、各柱にもエビスの樽がついている。残念ながら、上り線と下り線の音の違いまではわからず💦
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ツアーの定員はわずか6名とし、試飲する際も席を離してアクリル板が置かれている。ツアー参加後にテイスティングサロンでビールやソーセージなどを食べたが(その様子は追って)、アクリル板を絶対動かさないようにと予め言われ、30分以内で退席してくれと退出時間が書かれた紙も渡されるといった、コロナ対策の徹底ぶりには驚いた。

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