目黒のさんま祭りがあるとはつとに有名だったが、未だ行ったことがなかったので、ちらっと寄ってみた。しかし、品川区や港区ならまだしも、海に面していない目黒で?
「目黒のさんま」とは、落語の噺の一つ。さんまという下魚(低級な魚)を庶民的な流儀で無造作に調理したら美味かったが、丁寧に調理したら不味かった、という滑稽噺。落語界の中では秋の噺としてよく知られており、それにあやかって始まったお祭り。(wikipedia より抜粋)
あいにく、台風襲来とのこと、よりによって我々が行った時は雨だった。
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それでも傘をさしながらサンマを焼いている。相当煙が凄いと見えて、ゴーグルなどを皆さんしている姿がおかしかった。
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大雨が降っていたのは30分程度だったかと思うのだが、それでも皆さん待っておられる模様。。。10時から開始で、11時20分頃に立ち寄ったところ、既に最後尾の人は、無事にさんまにありつけるかどうかわかりませんよ~と係の人が言っていた💦
無事、GET出来た人はいったい何時間前から並んでおられたのか不明だが、とにかく嬉しそうだった。
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ところで、目黒のさんま祭りが、2種類あると今回初めて知った。

1996年9月に目黒駅をはさんで「目黒のさんま祭り」「目黒のSUNまつり」という二つの祭りが生まれ、二つの祭りは、毎年開催日がずれており、双方とも楽しめる。開催日がずれるのは、品川区上大崎の「さんま祭り」が岩手県宮古、目黒区の「SUNまつり」が宮城県気仙沼で水揚げされるものを使用するためで、どちらも露天の下で焼かれたサンマが無料で振舞われるのは一緒。

今回の「目黒のさんま祭り」は、「目黒」となってはいるものの開催されるのは、品川区上大崎に位置するJR目黒駅東側一帯でのお祭り。さんまは岩手県宮古産7000匹。大根おろしは栃木県那須塩原市高林町産。徳島県神山産のすだち10000個を使用、炭は和歌山県南部町の備長炭。しかし今年は、サンマの不漁で、昨年の大きな冷凍サンマをを使用しているとのこと。毎年この日の為に冷凍してリスクヘッジされている???