コバ遺跡とトゥルム遺跡へ。
　カンクンホテルゾーンから各国観光客と一緒の乗り合いバスで行く為、ガイドさんはスペイン語・フランス語・英語で
　順次説明を。

　コバ遺跡への道すがら、ハンモックや色鮮やかな布などを作っている村を通過。

　★コバ遺跡

　コバ湖とマカンソック湖にはさまれた間のジャングルにあり、トウルムから北西43キロ。
　集落が出来たのは紀元前で、「波立つ水」という意味のコバは300～1100ADに栄えた。全盛期には55,000人もの
　人が居たとのこと。

　教会といわれる高さ24メートルのピラミッド。マヤ独特のアーチ型のトンネルも。

　石碑が点在し、起こった事象などが日付などと共に書かれており、解説が横に。

　大ピラミッド。チチェンイッツアーのピラミッドよりも高い42メートルで、7面体となっている。
　トゥルムの影響を受けて神殿がピラミッド頭頂部にあるが、登れる一面以外は発見された当時のように
　ジャングルにうもれている。
　石段が均等でなく崩れていたりするので、なかなか上り下りがスリル満天で面白かった。

ピラミッド頭頂部からは、遺跡の頭部やかなたの湖が臨める

　★トゥルム遺跡

　紀元1000年～1400年頃のマヤ文明末期に作られた海辺以外の三方を城壁で囲った城塞都市でトルテカの影響が
　強い。ジャングルから出発したマヤ文明の最後の遺跡とも言える。

風の神殿	中央神殿 エル カスティージョ

降臨する神様（逆立ち状態）

フレスコ画の神殿には赤い手形が。当時の人のもの？（画像右）

　駐車場界隈に、お祭り時に足をしばって逆さに吊り下げられながら回転するボラドーレスが。
　豊穣を願って、4人の男性が13回転＝52回　する。
　1年365日とマヤ歴の1年260日の最小公倍数である52年はマヤの人のカレンダーラウンドであり、ほぼ当時の
　人達の寿命と同じだったとか。
　思った以上にポールが高い。