ティカル観光の為、6:30AMグアテマラシティー発GU972便にてフローレスへ。

1 フローレス空港到着。これでもグアテマラの第二の規模の国際空港!

車で約1時間半でティカル遺跡へ移動するが、途中にはペテン・イッツア湖を眺めたり、ティカル国立公園に一番近い売店でトイレ休憩を。この辺りはゴムの産地で一番の輸出相手国は日本。立方体に固めた状態で輸出するが、この時点では全く味つけをしていない。少し味見させてもらったが、歯ごたえはガムそのものだが一切味がせず奇妙な感じ。
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     湖の岸がクロコダイルに似ていると (下)輸出用立方体 (上)ビニール入りお土産用味無しガム

ティカルに到着。
グアテマラ北部ペテン地方にあるマヤ低地最大の遺跡で、紀元前200年頃~古典期末期にあたる900年ごろまで栄えた都市。1979年に文化遺産と自然遺産を兼ねた複合遺産としてユネスコの世界遺産に登録された。
16平方キロに4000近くもの建造物があり、これは主だった物の模型。
そばに川がないティカルは、発見されただけで13もの人工池を完備していた。
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この地は地震のエリアから200キロ、ハリケーンのエリアから100キロで、遺跡のダメージは全てジャングルの木々の為のみ。
まずは7つ確認されているComplexのうちのComplexQのピラミッドに登る。ピラミッドの前には地面に直立したステラ(石碑)とアルター(祭壇)が。
当時の高貴な人達は食べ物が一般人とは異なり、その為体格が180センチぐらいと大きかった。その為ピラミッドなどの階段の一段が高いとのこと・・・(本当か?)
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マヤ独特のマヤアーチの入口をくぐると風化を防ぐ為にかやぶき屋根のついたステラとアルターが。そのステラには、時の王が自分の指を切って血を取り、その血と紙等を貝などの容器に入れて燃やし、その煙を天に昇らせ天の先祖=神とコンタクトしたと言う、指から血を出している様子が描かれている。その時にはマジックマッシュルームを王は服用してトランス状態だったとか。
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ティカルの遺跡は住人がいなくなってからはジャングルの自然がその荒廃を進めた。
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  ピラミッドもまるで小山のよう    木がアルターを間二つに割り、その木を9ヶ月前に切ったがもはや新しい芽がそこから生えてきている 木々を渡る猿が枝に生えたエアープラントを地上に落としたとのこと

ガイドのマニュエルさんは非常に丁寧に案内してくれ、遺跡のみの案内はガイドブックでも出来るが本当のジャングルの自然は土地の人でないと伝えられない、とエコツアーも兼ねてガイドしてくれた。
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他の観光客は通らないまるで獣道を分け入り解説してくれる マヤの人達がこの種子を挽いてトルティーヤのような物を作って食べたという当時の主食であるラモンの果実部分を取った種子    色々な種類のクモが生息

600年~800年頃の建造物と考えられるコウモリ宮殿、そこから4号神殿を臨む。4号神殿は地上70メートルで当時としてはメキシコのテオティワカンを越えるアメリカ大陸で一番高い建造物だった。
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