後数時間後に始まる映画の祭典アカデミー賞。

今年はロサンゼルスのみならずNYはタイムズスクウェアでもオスカー像の展示があった。
かつて、クラーク・ゲーブルが「或る夜の出来事」(1934)で主演男優賞、ベティ・デイヴィスが「黒蘭の女」(1938)で主演女優賞を受賞した時に受け取ったオスカー像が展示された。
今年各受賞者に手渡されるオスカー像はロサンゼルスで展示されているが、NYでは来年に渡されるオスカー像50体が展示された。
また、オスカー像を手に写真も撮ることが出来るとあって、観光客が列を作っていた。

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         来年出番のオスカー像達 左がクラーク・ゲーブル、右がベティ・デイヴィスがもらったオスカー像  

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 像の加工の行程も展示されている 順番にオスカー像を手にお立ち台で写真を撮れる  持ってみると案外重たい

※アカデミー賞とは 

歴史
1927年創設。労働組合を作って映画制作側に対抗しようとする監督や俳優との調停を円滑にする為、各組合の指導者を手なずける会員制団体として創設された。賞の設置は労働条件から目をそらさせる為のもの。

投票者
映画芸術化学アカデミーの会員6500人。(実際には約5800人)
会員は「俳優」「監督」「プロデューサー」など14部門に分かれ、それぞれの部門会員が候補作品や候補者を決めるが、作品賞や外国語映画賞は全部門の会員の投票で候補作品が決まる。候補決定後、投票者は部門に関係なく本選投票を全員で行う。

対象作品
前年1月1日から12月31日までにロサンゼルス地域内の劇場で7日以上有料で公開されたもの。ただし、外国語映画賞は例外。

オスカー
1930年代中頃に名づけられた。1931年に、映画芸術科学アカデミーに初出勤した女性がその像を見て「おじのオスカーにそっくり」と言ったのが始まりとか。
                                                      (Front Line より抜粋)

おまけ
今日偶然ミッドタウンを歩いていたら、お店の前に大きなオスカー像が2体。イタリアンレストランで、毎年アカデミー賞の度にディスプレイしているお店とか。
アカデミー賞はLAでのお祭り騒ぎかと思いきや、2nd aveのお店でこのような催しがあるとは。
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