外装・内装も簡素で、給仕してくれるフランス人もレトロな感じのオジサマ達だが、アメリカンフレンチのようなお皿の中央にうず高く盛り上げたこれ見よがしな盛り付けでもなく、本当のフレンチを出してくれるNYでは貴重なレストラン。
32ドルのプリフィクスランチメニューを。
前回や前々回に何をチョイスしたか記憶していなかったので、ふと気付くと以前と同じ物を注文していたり。。

★前菜(8種類の中からの選択)
 Le Pate Maison et Celeri Remoulade (House Pate with shredded Celeri Root in Mustard Mayonnaise)
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 注文をしてから以前にも食べたと気付いたが、やはり美味しい。
 セロリアークのサラダもシャキシャキ。

★主菜(9種類の中からの選択)以下は二人分
 Les Rognaons a la Moutarde (Veal Kidneys with Mustard Sauce)
 Filet of Lamb
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      仔牛の腎臓のマスタードソース      ラムフィレのアーティチョーク添え 
 仔牛のもつ煮混みは結構こってりとしたホワイトソースで、ライスもついて量が多め。
 ラムフィレは脂身が全くなくラム独特の臭いのない(おそらくNZ産のラム?)シンプルなお味。 
 いずれも、席の横でギャルソンのオジサマがワゴンの上で温めたお料理をその場でお皿に盛って出してくれる。

★デザート ワゴンサービスより
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       10種類のデザートワゴン     タルト・タタンとラズベリータルトとクリーム

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 ブルーベリータルトとアップルパイとクリーム        メレンゲとチョコレートムース 
 メレンゲとチョコレートムースは非常に甘かったが、他の焼き菓子系は程よい甘さで非常に手堅く美味しい。

個室では大勢でのフランス人も交えたビジネスランチのようだったが、行った時間も遅めだったからか、メインダイニングは我々を入れて4組。 しかしそのうちフランス人二組、渋めのアメリカ人のおじさま一人と我々。 NYでは数少ないフランス人も、このお店は安心とばかりにやってくるようだ。