五嶋みどりのリサイタルをリンカーンセンターの AVERY FISHER HALL で。
NYでは一日限りで、その後、日本にも公演に行くとのこと。

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GREAT PERFOMERS : Midori (Violin), Robert McDonald (Piano)
★一部
BEETHOVEN
Sonata for Piano and Violin in F major, Op.24 "Spring" (1801)
Allegro
Adagio molto espressivo
Scherzo : Allegro molto
Rondo : Allegro ma non troppo
RAUTAVAARA
Lost Landscapes for Violin adn Piano (2005) (New York premiere)
Tanglewood
Ascona
Rainergasse 11 Vienna
West 23rd Street NY
★二部
HINDEMITH
Sonata for Violin and Piano in E-flat major, Op. 11, No.1 (1918)
Frisch
Im Zeitmass eines langsamen, feierlichen Tanzes
STRAUSS
Sonata in E-flat major, Op. 18 (1887)
Allegro, ma non troppo
Improvisation : Andante cantabile
Andante-Allegro

2番目の RAUTAVAARA はフィンランド人の音楽家で、五嶋みどり自身がロータバーラに作曲を依頼し2005年に世界初演された「失われた風景」で、ニューヨークでは初演となった。
アンコールには、2曲も弾いてくれた。

フジコ・ヘミングのカーネギーでのコンサートとは全く異なりフジコ・ヘミング&スミ・ジョー@カーネギーホール (2月20日07)、観客は9割がた入り、観客に日本人も普段よりは多いがほとんどがアメリカ人。

非常に完成度が高く良かったと思う。 
あいにく席が右側のTierだったので、ピアノの音が大きく聴こえバランスが悪かったのが残念。
彼女のヴァイオリンは Guarnerius del Gesu "ex-Huberman"という1734年製のものとのこと。