又、ここの酔鶏がどうしても食べたくなって行ってみた。

今回は前菜として酔鶏5.95ドル、牛肉料理として陳皮牛13.95ドル、豚肉料理として南乳扣肉13.95ドル、チャーハンとして揚州炒飯5.95ドルを注文。

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               酔鶏                陳皮牛

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          揚州炒飯

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              南乳扣肉

以前にも酔鶏を2度食べていたが、今回が一番お酒の香りがプンプンして美味しく、期待以上の出来かと。
陳皮牛は、衣を付けて揚げた牛肉をオレンジピールと一緒に煮たものだが、陳皮は多く入ってはいるもののあまりオレンジの香りがしなかった。以前クイーンズで食べた 東興楼 の陳皮牛の方が美味しかった。
揚州炒飯は、今日はちょっと水分が多くてべたついていたかと。
とにかく、今日の秀逸は南乳扣肉。注文した際に、(西洋人は豚の脂部分が苦手な人が多いので)店員が半分は脂肪分だが大丈夫か?と念を押してきたぐらい、しっかり豚の皮下脂肪が肉の厚みと同じぐらいついていて、口に入れたとたんにとろけてとっても美味。
味付けもトンポウロウのような濃さではなく柔らかい。お酒の香りがほんのりとした南乳(ナンルー)ソース味で美味しい。
<南乳>
南乳とは、古くから中国・台湾・タイ等東南アジアで古くから重宝されている調味料で、豆腐を紅麹の酵素によりじっくり時間をかけて醗酵させた天然調味料。

隣の席では、ロシア系アメリカ人男性達が注文しようとしていたが、店員がことごとく "You cannot eat. It's for Chinese." と西洋人向きでない物をお客さんがメニューを指差して聞く度に、止めた方が良いではなく、止めろと言っていたのが笑えた。