アヴェ・プレボーの「マノン・レスコー」のバレエを観に。

Choreography and direction by Sir Kenneth MacMillan
Music by Jules Massenet

Manon : Julie Kent
Des Grieux : Marcelo Gomes
Lescaut : Sascha Radetsky
Lescaut's Mistress : Carmen Corrella

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今回は配役が当初の発表と大きく変わった。
ベルリンバレエ団の芸術監督を務めるマラホフ Malakhov 見たさに今日の公演のチケットを早々に購入したが、あいにく今期は彼はアメリカに来なかったのか全く出演せず。マノン役はヴィシニョーワ Vishneva で、相手役はマラホフの代わりにゴメス Gomes になっていたが、昨日配役をチェックしたところヴィシニョーワも代わってケント Kent に。今日のプログラムにはヴィシニョーワは病気で降板とのこと。
ケントを観たくて先週の THE SLEEPING BEAUTY 眠れる森の美女 に行ったところ怪我でマーフィになっていたので、私としては結果的にケントが観られて良かった。
また、レスコー役は Gennadi Saveliev の代わりに Sascha Radetsky が、レスコーの愛人役は Michele Wiles の代わりに Carmen Corella が。

ケントとゴメスの演技はいずれもダイナミック。ケントは細くて手足が長く面立ちも本当に綺麗で見入ってしまった。
ラディツキーはゴメスと対決した OTHELLO オセロ の印象が強かったが、今日は酔いどれを表現していて何気にコミカル。
全体的にも非常に良かったと思うのだが、配役の変更のせいか、今日の悪天候のせいか、いつになく今日は客席に空席が目立つため拍手も小さく、最後のカーテンコールの数が少なかったのは非常に残念。