50歳ぐらいのアメリカ人の知人に、チケットが余ったからと誘ってもらったので、初めてライブハウス BB KING に行ってみた。
40ドルの入場料を支払い、テーブル席では一人10ドル以上の食事や飲み物を取るシステム。 席につかずバーカウンターの立ち飲みで観ることも可能。

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開場は少々遅れて6時半頃からとなり、7時半頃から前座として QUICKSILVER MESSENHER SERVICE と BIG BROTHER & THE HOLIDING COMPANY が演奏し、メインの JEFFERSON STARSHIP の演奏が始まったのが10時40分頃と長丁場。

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QUICKSILVER MESSENHER SERVICE     BIG BROTHER & THE HOLIDING COMPANY   JEFFERSON STARSHIP

最初の前座の QUICKSILVER MESSENHER SERVICE には、JEFFERSON STARSHIP のメンバーが2~3名居るが、歌も演奏も決して上手とは言えないオジサマ方の演奏かと・・・
次の前座の BIG BROTHER & THE HOLIDING COMPANY には、かつて GRACE SLICK という女性の歌手が70年代などに共演していて非常に良かったそうだが、マリファナの過剰摂取で亡くなったとか。 現在の女性ボーカルは容貌は違うが、亡くなった GRACE SLICK を彷彿とさせる歌声や歌い方だそうで、ハスキーながらなかなかソウルフルな歌い方で良かった。
最後にメインの JEFFERSON STARSHIP だったが、メインのバンドは前座よりも音量を大きくするのが常らしいが、あまりに大音量で、最初の4~5曲全てが音の強弱がなくひたすら声をはりあげるような曲だったことも手伝い聴くのに疲れてしまい、誘ってくれた知人ももう出ようということになって途中で出た。 その知人もこのバンドは何度もメンバーを入れ替えバンド名も JEFFERSON AIRPLANE と変更するなどの過程があり、現在のメンバーも全員が昔のメンバーではないので、ちょっとガッカリだった様子。

いずれも60年代~70年代全盛のバンドなので、観客層も50歳代がらみの男性が多く、私にとってはあいにく知っている曲が一曲もなかった。。。
彼らの全盛を知っている人達にとってはとても懐かしいようで、立ち上がって踊っている人、ずっと手を振り続けている人、ギターを同じように弾いているふりをしている人など、皆さまざまで楽しんでいる様子で、観客ウオッチも面白かった。