今朝は雷を伴う豪雨があり、マンハッタン内はそうでもなかったが、ウエストチェスターやクイーンズ、ニュージャージーの一部で洪水騒ぎ。
朝のマンハッタンは、地下鉄が運休したり徐行したり、ウエストチェスターからグランドセントラル駅に乗り入れる3種類のメトロノースも全て遅延、ロングアイランド鉄道もポートワシントン駅を一時封鎖する状況、3つの主要空港も全て遅延とマヒ状態だった。

それが今日のローカルテレビのトップニュースになると思いきや、今日夕方6時前にレキシントンアヴェニューの41丁目の交差点界隈で、地下にひかれた蒸気パイプにこの豪雨が何らかの理由で入り込んでしまったことが原因とも、作業員が作業を誤ったとも言われる大爆発が発生。
出先からレキシントンを北上しようと6時半頃にさしかかると白煙のような物がモクモクとあがり、皆が足を止めて見物していた。
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発生から40分ぐらい経っていても、未だ茶色い物が噴出しており、アスベストも含まれているのではないかとのことで、防塵マスクをしたりタオルを顔に巻いた警官も。
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3rd avenue も通行止めとなり、消防車や救急車のほか電力会社のコンエディソン処理班も。
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1924年に埋められている直径24インチ(約60センチ)程度の蒸気パイプが破損したとのことで、地面が一部陥没し、そこに牽引用トラックが落ちていた。
心臓発作で女性が一人亡くなり20名以上が怪我とのことだが、ブルンバーグ市長のコメントはテロではないと。

先日もユニオンスクウェア界隈の建築中のビルのクレーンが落下したり、ヤンキースの投手の操縦する小型飛行機がアッパーイーストの高層アパートに激突炎上したり画像、解体中の工事現場の足場が崩れてベビーバギーに乗った赤ちゃんが九死に一生を得て、後日談としてそのベビーバギー会社の製品が飛ぶように売れたこともあった。それならば、上ばかり注意して歩かなければならないかと思えば、離婚問題で悩んだ医師がガス自殺して自宅の高級タウンハウスを全壊させたり画像、車がメーシーズなどのある交差点に突っ込んで歩行者をはね紳士服のお店のショーウインドーに突っ込んで止まったり、セントラルパーク界隈に良く居る観光客に人気の馬車が暴走して車と衝突したり、あげくの果てには今日のような地下からの大爆発。
不慮の事故は致し方ないとしても、昨年の猛暑による一週間以上にも及ぶクイーンズのアストリアの大停電もあるので、せめて未然に防ぐことの出来る老朽化して劣化したインフラの整備だけでもお座成りにして欲しくないかと。