首都サンホセからモンテベルデへ移動。

途中、サンホセからすぐの所にあるサルチー村へ。
コスタリカでは昔この牛車カレータでコーヒーやサトウキビを運んだそうで、牛車の車輪などにほどこされた綺麗な絵付けが有名となり、今はその牛車を名物とした民芸村となっている。
1898年に使用されていた古い物も展示され(画像左)年代ごとに車輪の絵付けが異なることも紹介されていた(画像右)。
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道中は、コーヒー園を通って行くことに。
道端のコーヒー園に生えているコーヒーの枝をポリッとドライバーさんが折ってくれ(コーヒー園主には内緒)、コーヒーの赤い実をそのまま食べろと身振り手振りで示してくれた。半信半疑で食べてみると、これが甘くて美味しい。そしてその中からは醗酵させて煎る前の白いコーヒー豆が出て来た。
後から友人に聞いたところ、その赤い実が美味しいことは、マンガ「おいしんぼ」にも載っていたとか。
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ドライバーさんがいきなり車を止めて、片言の英語の「モンキー」と。ホエザルかと思ったが、ホエザル独特の物凄く大きな声で吠えておらず、小さな別の声を出していたので、ドライバーさんに種類を聞いたが本人はわからないとのことだったが、後からネイチャーガイドさんに聞くとやはりホエザル。家族連れのホエザルが道のすぐ横の木に居たところに遭遇した。尻尾でうまく木の枝につかまりながら、美味しそうに何かの実を取って食べたりしている。
モンテベルデ自然公園内でも、アレナル火山国立公園でも、はるかカリブ海のトルトゥゲーロ国立公園でもホエザルには出会ったが、ここまでそばで観られたのは一般道の横の木だったとは。
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モンテベルデ自然保護区のある辺りは、熱帯雲霧林。はるか彼方の太平洋を望めた天候も、モンテベルデに近づくに従って雲が湧いてやってくる。
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途中休憩も入れつつ4時間半ほどでモンテベルデに到着。
昼食をホテルも兼ねたイタリアンレストラン Tramonti で。コスタリカはイタリアからの移民も多く、イタリア料理には定評があるとのこと。
パームヤシはさすがに産地なだけに、水煮などで食べる物よりもクセがなくてだんぜん美味しい。
パスタもアルデンテになっており、下手なNYのイタリアンで食べる茹で過ぎの不味い麺よりも良い。
ピザのトッピングはマルゲリータとは違うかと思うが、生地はクリスピーでいける。
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        パームヤシの芽のサラダ               カプレーゼ

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   パスタアマトリチャーナ      ピザマルゲリータ   バニラアイスとティラミス

ホテルはモンテベルデ自然保護区に一番近い Trapp Family Lodge。
ホテルの部屋からの眺め:
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