ニュージャージーの州都はトレントンだが、ニュージャージー州で最大の都市は人口約28万人でであるニューアーク。
そこにあるニューアーク美術館へ行ってみた。
大阪の御堂筋ミナミビル等を設計したマイケル・グレイヴス氏が1989年に拡張工事を行った美術館で本館、南ウイング、北ウイングからなる。
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北ウイング

バレンタインハウス
かつてニューアークにあった豪邸(マンション)のバレンタインハウス Ballantine House の一部が北ウイングに併設されている。1885年に建てられた27部屋の豪邸。
当時はお手洗いは未だ家の中には設置されていなかったが、この家は最新式としてお手洗いが取り付けられていた。又、当時は未だ男性の寝室と女性の寝室は健康上という理由から分けられていたそうだが、この当主はそれを嫌い、現代風の夫人と寝室を共有することとしたとか。(以下画像全てHPより)
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アメリカ芸術
植民地時代(1730~1776年)、独立期(1790~1860年)、風景画の隆盛期(1825~1880年)、ヨーロッパ指向(1850~1900年)、機械の時代(1920~1940年)から現代までなどと順を追って展示してある。
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Thomas Sully, Portrait of John Clements Stocker 1814 Winslow Homer, Near Andersonville 1866

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Joseph Stella, Voice of the City of New York Interpreted The Bridge 1920-22 Elizabeth Murray, Arm-Ear 1994

アジア芸術
中国や韓国、東南アジア、日本などの物も少しはあったが、チベット美術の所蔵品は全米随一で、チベット寺院の内部が再現されている。以前にダライ・ラマ14世がこの博物館を訪れているとのこと。
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本館

ガーナのガラスビーズ特別展
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南ウイング

小さな小さな MINI ZOO なるものがあり、マーモセットやタランチュラなどが居た。