いつもNJネッツをNJに応援しに行っているが、今回はNYニックスの本拠地であるマジソンスクウェアガーデンにネッツがやって来るとのことだったので、敵地でのネッツを応援しに行ってみた。
とは言え、NJはハドソン川を超えてすぐ隣なので、NJファンも結構いるようで拍手も多く、肩身は狭くなかったのが良かった。
1 2
動きが冴えていたNJのカーター 中央はクリスティッチ、右はブーンがそれぞれブロック中  NJのハリスもダンクも決めるなどしていた

2 1
 場内の拍手からも人気とわかるNYのリー NYのクロフォード(11番)は一人頑張っていた 後ろはNJジェファーソン(24番)

NJネッツのかつてのポイントガードであるキッドのトレードにより、ダラスマーベリックスから交換でやって来た213センチのディオン(背番号14)も頑張っていた。左端は同じく213センチのクリスティッチ。
1

NYニックスで一番見たかったのが、ロビンソン Nate Robinson だったのだが、折悪しく二日前に膝を怪我して故障者リストに入ってしまい、今回はベンチ入りもしていなかったのが残念。
未だプロになって3シーズン目という若い選手だが、身長が2メートルを超える選手ばかりの中にあって、彼はわずか175センチ。しかし、とにかく動きが良く跳躍力たるや物凄いものがあり、2006年のオールスターのスラムダンクコンテストで見事に優勝した逸材。

一方、NYニックスのアイゼイア・トーマス Isiah Thomas 監督との確執が顕著となり、全く姿を見なかったステファン・マルベリが背広を着ているもののベンチに居たのには驚いた。因みに、マルベリは一応故障者リストに入っているが、その表記が「Out Indefinitely」とあって、故障個所など明記されずに曖昧とのこと。。。
背広姿で立っているのがアイゼイア・トーマス監督、ユニフォーム姿の選手の手前で黒っぽいスーツに赤いネクタイがステファン・マルベリ。
1

現在、イースタンカンファレンスのアトランティックディヴィジョンには5チームあるが、その4位がNJネッツ、5位がNYニックスという状況。
先日、NJネッツ対サンアントニオスパーズの試合 を観に行った時には、まるでネッツが歯が立たなかったが、今回はネッツがやりたいように試合を運び、最終的には106対91でネッツの勝ち。
前半は56対45で折り返したが、3rd クオーターに入るとその点差がじりじりと開き出し、19点差となってしまい、観客も途中で帰る人が続出。
熱心なファンだとは思うのだが、一人の中年の男性などは、ヤンキースを応援する時の「レッツゴーヤンキース♪」という節回しで、「ファイヤー、アイゼイヤー♪」(=アイゼイヤ監督クビ!)と声を張り上げていたり、(悪い言葉で恐縮ですが…)「サック、ニックス!!!」(=最悪、ニックス)と大声を出して途中で帰る若い男性など。
NJネッツは3ポイントシュートが面白いように決まるのに対し、NYニックスはゴール下で何度もシュートを打っても入らなかったりと、確かに、皆のフラストレーションは良くわかる。

NYニックスはここ数年低迷続きで、それでも今回のお客さんの入りは平日にも関わらずほぼ満員で、マジソンスクウェアガーデンの外にはダフ屋が結構出ていてチケットを売ってくれないか?と言っていたぐらい。
マンハッタンを本拠地とする地の利の良さから観客が動員できるので、たとえ弱くてもチームに危機感がないのかとも思えてしまう。
弱くても観戦に来る観客は、本当にNYニックスが好きで観に来ているんだろうが、結局試合結果は観客をより一層不満にさせ暴言を吐かせることになる。。。暴言を吐きつつも、やっぱり観戦に来てしまうNYニックスファンのジレンマが感じられた。(まるで弱い時代の昔の阪神ファンのよう?)
子供もNYニックスカラーのカツラ、ユニフォーム、チアスティックを手に応援はしていたが。。。(左の画像)
今回は特に有名なセレブは来ておらず、アイスホッケーのNYレンジャーズの元人気ゴールキーパーであるヘンリック・ルンドクヴィスト Henrik Lundqvist がハーフタイムでインタビューを受けていたぐらい。(右の画像 中央でこちらを向いている男性)
2 2

今回、NYニックスロゴ入りの鞄などにつけるネームホルダーがお土産として配られていた。
1