南アフリカ方面に旅行に行くことにした。
日本からだと香港やシンガポール、あるいは少々時間がかかるがヨーロッパ経由となるが、NYからだと一番早いのはダカール経由の南アフリカ航空だったのでそれを利用した。

NYはJFK空港 17:20発 SA204便にて出発。
日曜の夕方のJFK空港からということもあって、離発着便のラッシュとなり、前にも20機以上、後にも何機もが滑走路入りを待つ状況で2時間弱離陸が遅れることとなったが、アメリカで大混雑による遅延ワーストを争う空港だけに致し方ないと言ったところか。
8時間程度で、セネガル共和国のダカールに到着。1時間程度の給油後、6月16日17:00に南アフリカ共和国のヨハネスブルグに到着。NYと時差がプラス6時間なので実際の所要時間はダカールでの給油を含めておよそ18時間半と言ったところ。(因みに日本とはマイナス7時間)
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 JFKでは離陸の順番を待つ飛行機の長い長い列             ダカール

ヨハネスブルグの治安は良くなく、ホテルですら撤退したりしているそうで、現在は郊外のサントンという場所などにホテルが林立している。
サントンのホテル、ガーデンコート・サントン・シティにチェックイン後、ヨハネスブルグで一番の規模のショッピングモールであるサントン・シティを散策。
ネルソン・マンデラ・スクウェアには高級ブティックなどが入っていて、中央の広場にはマンデラ元大統領の大きな立像。
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ネルソン・マンデラ・スクウェアにあるアフリカ料理のレストランで夕食をすることにした。
ア・ラ・カルトメニューと、ビュッフェとがあり、ビュッフェを見させてもらったところ、珍しいアフリカ料理が色々とあったので、そちらにした。

現地のビール2種類、いずれも飲みやすい。サラダや前菜のエリアには、ワニやダチョウのカルパッチョがあったので試してみた。ワニのお肉は燻製にされていて、まるで鱒か何かの燻製のよう。ダチョウの方は、細かく刻んであって色々なお野菜と混ざっていたので、あまりその特徴が良くわからなかった。
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中央の丸いパンは、MAGWINYAと言うボツワナのパンで中に何か入っているわけではなく、いささか硬め。
手前の白い三角に切られたパンは、ズルー族のパンできめが細かくしっとりしていた。
お米なども使われた料理があり、どのお料理も塩辛過ぎたりせずに、素材の味がして案外いける。
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白い物は SADZA、とうもろこしの粉から作ったもので、米国南部料理のグリッツにも似ているが、グリッツはとうもろこしの粉をラードなどで煉っているのでよりクリーミーで口当たりが良くても余計にファッティな感じだが、こちらの方が油分がないのでよりヘルシーと言ったところか。
デザート類は、しっかり目に焼いたケーキ風のプディングなど。
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