朝食に、地元で食べられる軽食のフライドジャック fried Jack を。具は特に入っていないが、からっと揚がっていてとても軽くていける。
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ホテルで出会ったブラジル人のジョージアさんと言う女性と3人でマヤのカハル・ペチ遺跡 Cahal Pech Ruins へ行った。
本当はカラコル遺跡に行きたかったのだが、途中にあるサン・イグナシオの警察や近隣のホテルのフロントに寄って確認したところ、道路が未だ寸断されていて行けないとのこと。
一方、シュナントニッチ遺跡に行くために渡らなければならないマカル川が洪水で増水し渡し(画像)が運行していないとすでに出発前にホテルで確認はしたが、念の為に川の渡し乗り場まで行ってみたら、残念なことに翌日から運行するとのことで未だ試験運用。遺跡の施設への水などを運んでいるだけだった。
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川の増水により渡しが運行しないというのも何年も起こったことがなく、やはりここでも地球温暖化による自然の異変を感じざるを得なかった。

カハル・ペチ遺跡
カハルはユカタン語、ペチはモパンマヤ語からで、時を刻む所や街と言う意味。
紀元前1200年頃から人が住み始め、紀元100年頃までにすでにこの地方のキャピタルとなり、主要な建物は7世紀~8世紀に建てられた。1050年頃にはマヤ古典期が崩壊し、ジャングルに埋没することとなった。
主な発掘は1950年代から徐々に始められ、1990年代に至った。
往時には、カハル・ペチだけで人口が1万人とも2万人とも言われている。
現在残っているのは紀元前3世紀~紀元後3世紀にかけての先古典期の建造物と、紀元後6世紀~8世紀にかけての中期古典期の建造物とが混在しているとのこと。
今のところ、34の神殿や建造物が発見され、広さは2.5ヘクタール。

小さいながらも、マヤ遺跡には良くあるボールゲーム場もあった。
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この門扉のような建物などに、マヤ・アーチと呼ばれる独特の建築法の持ち上がり式の回廊がある。
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それを越えると左手にピラミッド。
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それほど高くはないが頂上から正面の広場を見たところ。
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昼食はマカル川近隣の村のレストランである BENNY'S KITCHEN で。
まずはキンキンに凍ったジョッキでベリキンビール。
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チキンのモレ、名物のカウフットスープを、トルティーヤやライスと共に。
チキンのモレは、見た目よりもずっとあっさりさっぱり。
カウフットスープは、豚足スープの牛バージョンと言ったところで、脂肪分やコラーゲンたっぷりと言った印象。骨の髄もこってりしているが美味しかった。
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丁度お店の近くに居た子供達は、写真を撮って~と声をかけてポーズをとってくれ、くったくがない。
移動手段はバスか乗合のピックアップトラックとなるようだが、海辺のベリーズシティとは違ってメソティーソ(マヤ人とスパニッシュのミックス)が圧倒的に多い。
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