毎年、サンクスギビングの時期には4連休になるので旅行をすることにしており、結構な数のお店やレストランがクローズすることもあり、必ずアメリカから脱出していた。
しかし、この時期にはNYのサンクスギビングパレードを観るべく地方から観光客が来るぐらいなので、一度は観ておいた方が良いかと今年初めて行ってみた。

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今年は350万人の人出でパレード参加者だけでも1万人、テレビ放送は推定で5000万人が観ているとか。
今まで色々なパレードを観て来たが、サンクスギビングパレードは一番組織化されていて見ごたえがあるかと。


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山車(フロート)には、有名人も同乗していた。
ブロードウェイ沿いにあるM&Mのチョコレートショップ主催のフロートには、M&Mチョコのキャラクターがブロードウェイでロングラン公演を続けているミュージカルの「WIKID ウイキッド」の扮装をして、オリジナルキャストでトニー賞の主演女優賞を獲得したイディナ・メンゼルが乗っていた。
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歌手のアシャンティ(夏の屋外コンサートの様子は こちら)や(画像左)、日本で言うかつての「スター誕生」のような「アメリカンアイドル」というテレビ番組で人気を博した David Archuleta も(画像右)。
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そして、ミスアメリカも。
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あまりに見物客が多いのでなんとか整理してくれと(ずいぶんナンセンスなお願いだが)おまわりさんに進言した男性に、「ここはNYだよ、人が多くて当たり前」と切り返したおまわりさんに、周りの群衆からは爆笑だったり。
あちこち歩行者に対しても通行止めになっていてパレード開催中に移動しようにも道路を横切ることも出来ず、エリアからの出る道は?とおまわりさんに聞いたところ、「わからないよ。良い質問だねー」。
警戒しているはずのおまわりさんも、ふと見るとデジカメ撮影をしていたりと、おまわりさんもなかなかほのぼのしていて面白かった。
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以前、友人がこのバルーンを引く一人として参加していたが、広いスペースで練習しなければならないので、わざわざニュージャージーまで出向いて、皆で息を合わせて紐を引くなどのリハーサルをしていたとのこと。
ブロードウェイを下がって34丁目で右折した後、6番街でバルーンを片づけていたが、いかに大きな物かが良くわかった。
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そして今日のエンパイアの色は、勿論サンクスギビングカラーの赤、オレンジ、黄色。
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昨年のサンクスギビング時にも明記したが、念の為:
感謝祭 サンクスギビングとは wikipediaより
感謝祭(かんしゃさい、英語:Thanksgiving Day)は、アメリカ合衆国とカナダの祝日のひとつ。Thanksgivingと略称されたり、あるいは七面鳥の日(Turkey Day)と呼んだりもする。アメリカでは11月の第4木曜日、カナダでは10月の第2月曜日になっている。

感謝祭は、イギリスからマサチューセッツ州のプリマス植民地(Plymouth Colony)に移住したピルグリムファーザーズの最初の収穫を記念する行事であると一般的に信じられている。ピルグリムがプリマスに到着した1620年の冬は大変厳しく、大勢の死者を出したが、近隣に居住していた北米先住民ワンパノアグ族(Wampanoag)の助力により生き延びることができた。翌1621年の秋は、とりわけ収穫が多かったため、ピルグリムファーザーズはワンパノアグ族を招待し、神の恵みに感謝して共にご馳走をいただいたことが始まりであるとされる。しかし、イギリス人の入植者もワンパノアグ族も秋の収穫を祝う伝統を持っており、この年のこの出来事は特に感謝祭と位置づけられてはいなかった。プリマス植民地で最初に祝われた1623年の感謝祭は食事会というよりもむしろ教会で礼拝を行い、神に感謝を捧げる宗教的な意味合いが強かった。

アメリカ合衆国の感謝祭

現代の感謝祭では、宗教的な意味合いはかなり弱くなっており、現代アメリカ人の意識の中では、たくさんの親族や友人が集まる大規模な食事会であり、大切な家族行事のひとつと位置づけられている。

感謝祭の朝には、大統領が二羽の七面鳥を屠殺される運命から恩赦する(Turkey Pardon)という行事がホワイトハウスで行われる。ニューヨーク市の百貨店メイシーズでは、1924年から毎年(第二次世界大戦のために1942年から1944年まで中断されたことを除き)巨大な風船を用いたパレード「Macy's Thanksgiving Day Parade」が恒例行事となっている.また、通常は日曜日と月曜の夜しか行われないNFLの試合が行われる.

州によっては感謝祭の翌日の金曜日もThanksgiving Fridayとして祝日扱いとなっており、また祝日でない州においても企業が独自に休日を設定している場合もあるため、感謝祭が4連休の祝日となる場合が多い。感謝祭が過ぎるとクリスマスまで約ひと月となり、クリスマスプレゼントのショッピングが激化するため、小売店のほとんどは客足をあてこんで金曜日から特別セールを行う。金曜日のセールで小売店の収支が黒字になることから感謝祭の翌日を「ブラック・フライデー」、週明けの月曜日に職場の高速回線を利用してウェブ通販でプレゼントを購入する人が多いことから感謝祭休み明けの月曜日を「サイバー・マンデー」と呼ぶ習慣がある。感謝祭からクリスマスまでのひと月は、小売店の年間の総売上の約半分を占めるという。