桑名市に蛤などを食べに行った。蛤料理記事は こちら

七里の渡 へ。東海道五十三次の宿場町の桑名だが、桑名宿から宮宿(現在の名古屋熱田区)まで東海道で唯一の海路として栄え、七里(約28キロ)あったことから七里の渡と呼ばれた。伊勢国の東側の入口になることから、一の鳥居が建てられた。
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桑名城跡 の堀界隈には、ショウブが丁度見頃だった。
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桑名港 では、漁船が停泊していた。
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貝を入れてガラガラ回して仕分ける機具には未だ貝殻がついていた。
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この辺りより下流の長良川河口付近ではアサリ、(稚貝を放流しているのだが)蛤などが獲れる。そして、長良川は河口堰までが塩水で汽水の揖斐川との合流ポイントがシジミの場所となっている。また、長島の東を流れる木曽川でもシジミが獲れ、そちらの方がシジミの色が茶色や白っぽい黄色だったりするので、泥質で育つ黒色よりも美味しいとのこと。
シジミはもうそろそろ産卵時期に入るので、その前までが美味しいとのことだったので、長島生協の地産地消コーナーでシジミを買ったが、新鮮で肉厚で、とても美味しかった。

貝類以外に桑名名物と言えば、安永餅。駅前にある200年の老舗の柏家の安永餅を。
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安永もち本舗 柏屋 桑名市中央町1-74 0594-22-1197
江戸の中・後期に創業したという老舗。桑名名物の安永餅は、一本わずか73円で、袋入りは84円。
ペタンと薄いが、餡がお餅の量と比較すると少ないが、焼いてあるので香ばしく、どちらかと言うとそのお餅の美味しさを楽しむと言った感じ。甘過ぎないので、一本と言わず食べられてしまう。

先日、長島にある なばなの里に行った時に、長島の 輪中の郷の資料館 などに行く時間がなかった為、寄ってみた。

東に木曽川、西に長良川、そして揖斐川に囲まれた、もともと7つの小さな島があったことから「ななしま」が変化して「長島」となった。平均海抜がマイナス1.7メートルと言う土地なだけに、水との戦いなどが展示されていた。
もともと石垣で高い位置に建てられた住居には、水屋と言われる避難場所であり重要な物を収納しておくより一段高くなった建物など、独特な建築様式。
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また、東日本の方言と西日本方言の境界線上に位置することから、長島の東西融合の方言となっていることなども解説されていた。

多度大社 へ。流鏑馬や上げ馬神事で有名な神社とのことで、入口付近には観覧席が供えられていた。
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