ようやく春の訪れが感じられるようになったので、梅を観に三重県津市にある結城神社に行くことにした。

結城神社
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南北朝時代以来の神社で、ここは枝垂れ梅が250本ほどがる。枝垂れ梅が植えられたのは約30年前とのこと。まだ満開とまではいかなかったが、それでも庭園内に入ると梅のかぐわしい香りがしてきた。
昨年の日経新聞での全国梅林梅園ベストテンの8位にも入っている。
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樹齢250~300年の梅が数本あり、忠流という梅の枝ぶりなどがなかなか良かった。
花より団子とも言うが、花も団子も。右は「梅干」と名付けられた津名物の和菓子を。白餡を梅肉を加えた羊羹でくるんだもの。結構甘いが、神社境内の茶店で梅こぶ茶といただくと丁度良い。


津市民は本当に良く鰻を食べるので、人口当たりの鰻消費量は全国一なのだとか。ということで昼食には、鰻屋さんの はし家 へ。

デザートには、蜂蜜まん を。

知らなかったのだが、津はいちご大福、天むすなどの発祥の地。いちご大福発祥のお店である とらや本家 へ。

これらのお店は津観音の参道に位置していて、その参道の商店街ではおひなまつりと称し、商店街のお店がそれぞれ雛人形を各店舗に展示していた。
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駅からも離れているので、お世辞にも賑わっている商店街とは言い難かったが、古い雛人形を色々みられたのは良かった。
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嘉永3年(1850年)の御殿雛人形で、鈴鹿市江島町の伊勢街道沿いの旧家のものが津市に寄贈されたのだとか。婚礼道具の一つとして作られ、当初は平置きか2段程度の段飾りとされ大名行列なども加わっていたのだそう。

津観音

奈良時代初めの和銅2年(709年)に開山。足利義教や豊臣秀吉、徳川家康の側室であるお夏の方のゆかりのお寺でもあるとのこと。日本三観音のひとつである聖観音立像を本尊としている。
戦前は41棟あったそうだが、空襲により焼失し、1968年から徐々に再建された。
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津の港からは、セントレア中部空港へ高速フェリーで40分とのこと。
はるか彼方の陸は伊勢志摩界隈。
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