創業が延宝年間で三百数十年営業のお店。
けし餅と泰平餅を。

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けし餅(右側)の中は漉し餡で、柔らかいお餅でくるまれ、外側のけし粒のプツプツした食感が美味しい。
泰平餅も同様の漉し餡。

かつての堺の町は南蛮貿易が栄え、海外からの珍しい産物がここを通って紹介された例も多く、ケシの実もそのひとつ。ケシの実は、室町時代にインドからもたらされたと言われ、江戸時代初期より、大阪、堺、和歌山周辺で盛んに栽培されていた。安土桃山時代になって、千利休によって広められた茶の湯の習慣は堺の地で多くの和菓子を生み出し、そのひとつにケシの香味を生かして「けし餅」考案されたのだそう。


大阪府堺市堺区宿院町東1-1-23
072-232-0313
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