リバークルーズでテングザルなどを見た後、水上集落を見学しに行った。

水上集落(カンポンアイール)

600年以上の歴史をもつ世界最大の水上集落。陸地から一切橋がかかっておらず、水上タクシーで渡るか、自分のボートで渡るしかない。首都には7万人の人達がいるが、2万人が水上集落に住んでいる。見た目としては貧しくて陸に住めないのかと思いきや、水上に住むのがお金持ちのステイタスなのだそう。
 

水上の学校 
小・中・高あわせて12校が水上にある。
 









水上消防署
 




水上モスク







水上生活で一番恐ろしいのが
津波や増水ではなく火災とのこと。







水上看板
 







電気・ガス・上下水道が完備され(通路の青いパイプ)てはいるものの、タクシーやボートに乗らねばならず、結構その船の音がうるさく、家の維持費もかかる上、子供などにとっては橋げたから落ちる危険などもあり、また火災に弱いということもあるので、政府がこれ以上水上集落を増やさないようにして陸に住むように奨励しているにもかかわらず、水上に住むことを良しとしているのだそう。






タクシーで帰宅して来た一家。
ハリラヤのお祝(日本の元旦のような日)なので、お母さんと娘さん、お父さんと息子さんが同じ生地での正装。


 
 
 
 
 



 
ボートから、水上集落を眺めてみると。
 
 
 
 
 


 


そのうちの一軒にお邪魔してみた。 非常に大きなリビングには、来客用の椅子がずらっと並んでいて、観光客ずれしてしまっている感は否めないものの、ほかの水上の家のリビングもとても大きいのだそう。

お菓子を出してくれたが、インドネシア人のお手伝いさんとのこと。











とうもろこしの粉でつくった軽いお菓子。










柔らかいプリンのような食感。


一家に一冊毎年配られる国王一家の皇室アルバムと言った感じの写真集。現在の国王はハンサムなこともあって?非常に国民の支持率が高く、皇太子にはすでに子供も居るのだが未だ戴冠していないのだそう。
国王は、王様業のほか、首相、国防大臣、大蔵大臣、大学の総長をも兼任しているのだとか。
国王には、皇太子の母である王妃の他、日本人の血を引くクオーターのもとフライトアテンダントを第2夫人、皇太子の婚礼時にレポートに来たマレーシア人のアナウンサーを第3夫人としたが、第2夫人とも第3夫人とも離婚したのだそう。
マレーシアと同じく、バドミントンが盛んなブルネイ。日本のバドミントンミックスペアのイケシオ(池田信太郎&潮田玲子ペア)もブルネイでプレイし、国王は潮田選手と組んでプレイしたのだとか。
また、来日された際に、偶然見かけた日本の黒と金の霊柩車が痛く気に入られ、霊柩車だと聞かされても、どうしても欲しいという要望から輸入されたのだそう。


キッチンでも別のお手伝いさんが調理をしていた。













家の食堂下の板は1枚で、それをあげると真下の
川に糸を垂れて釣りが出来るようになっている。
 


 





水位メーターが船着き場にあったが、危険水域の3メーターまで2カ月ほど前に水位が上昇したのだそう。







オールド・モスク(スルタン・オマール・アリ・サイフディン・モスク)




前国王の28代スルタンの名前を冠し1958年に完成したモスク。
イタリア人建築家の設計で、イタリアからの大理石、中国からの御影石、イギリスからガラスやシャンデリア、ベルギーやサウジアラビアから絨毯などを集めて造られた。総工費は約500万USドル。
2008年に、50周年で外側を塗り替えた。
 
 


昼食は、マレーインドネシア料理を食べに。
フレッシュジュースとして、アボカドのジュースとドリアンのジュースを注文。アボカドも美味しいが、ドリアンジュースが濃厚でまるでドリアンを食べているようで秀逸。


 








サテーのたれ



























ブルネイ王国の観光を終え、クアラルンプール経由関空へ一路帰ってくるはずだったが、ハプニングが。。。
その様子は次へ