標高1799メートルのダンプスの村に一泊し、ロッジから15分ほど登った丘に初日の出を観に行った。徐々に明るくなってきて、眼前に巨大なヒマラヤの山々が浮かび上がってくる。
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明けの明星(金星)と月が輝く中、下界から明るくなっていく。 
 
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2011年の初日の出は、素晴らしい眺めとなった。太陽が昇るに従い、山々の山頂部分から徐々にピンク色に輝きだす。
 
マチャプチャレ(6993メートル) 
頂上付近が2つになっているので、魚の尻尾のように見えることから、フィッシュテイルとも言われる。聖なる山として入山許可が出されないことから、未踏のヴァージンピークでもある。
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アンナプルナI (8091メートル) 世界で11番目に高い山。
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アンナプルナ・サウス(7219メートル)
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ピンク色の山がとても綺麗なのだが、時間と共に色が変わっていき表情が変わるような気がした。
ぐるっと見渡してみると、こんな感じ。
 
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そばの農家では、朝餉の準備が始まっているのか、段々畑に煙をたなびかせていた。
 
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ロッジに戻って朝食を。チベット風パン、じゃがいもとタマネギを炒めたもの、シリアル、オムレツ。チベット風パンはふんわり焼きたてで香ばしく美味しかった。シリアルには、温かいミルクが注がれる。
 
ホテルのバルコニーからも素晴らしい景色が楽しめる。先ほどの丘よりはホテルは低いが、角度がやや違うので、丘では見られなかったダウラギリが見える。ダウラギリは世界で7番目に高い山。
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再びマチャプチャレ
 
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再びアンナプルナ・サウス
 
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望遠で見てみると、荒々しい山肌も見えてくる。
 
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ダンプスの村の子供達。こんな素晴らしい眺望が家の前に広がるとはちょっと羨ましかったりもする。
 
標高1799メートルのダンプスから1220メートルのフェディまで、村や段々畑の景色などを楽しみながら、石段などを降りて行った。
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車の道もあるのだが、ポーターさんらしき人が大きな荷物をしょって運んでいた。
 
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村の家々の前には、花などをつけた紐が渡してある。魔除けになるのだそう。

フェディに到着。
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道沿いの商店でビールで一息入れていた時、別のテーブルの子供が美味しそうにシリアルを食べていた。にこにこ見ていたら、頬に右手人差し指をつけて「美味しいよ~」とまるでイタリア人と同じようにジェスチャしてくれた。私もまねしていたら、今度は「ナマステ~」と挨拶してくれ、可愛い表情を見せてくれた。
 
車でポカラへ移動。ネパールの第二の都市であるポカラの市内観光は ネパール旅行⑥ で。