伊自良(いじら)という岐阜県は山県市の地区では、連柿と言われる干し柿作りがこの時期の風物詩。

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あちこちの家の軒先などに、柿のすだれが下がっている光景はとても綺麗で、そばに行くと柿の甘い香りがほんのりしていた。
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一列10個、3列で併せて30個をセットにして干している。白い粉がふくよう約1ヶ月干すのだが、柿のクオリティーによって1級~3級までの等級に分けて、再度この結んでいる藁をやりかえて干し直し、12月半ばに出荷されると教えて下さった。機械で剥いたものだと、柿の実にらせん状に筋がつくが、これらは全て手で剥いたものなのだそう。前日、雨だったので、太陽が照って来るまでは扇風機をかけて乾燥させておられた。天日ではなく乾燥機にかけて作る農家もあるそうだが、やはり天日干しで作った干し柿の味は全く違うとのこと。
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二階の軒先だったり、壁面全部に吊るしてあったり。
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家の屋根よりも高い櫓のようなものを作って梯子をかけて干している所も。
これは弥次郎兵衛風?
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風通しの良い場所で上から吊るしてあったり。

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先日は、富有柿の里 である本巣に行って色々な柿を見たが、今回は綺麗な連柿を楽しむことが出来て良かった。(富有柿の里の様子は こちら

この後は、伊自良湖、そして イトヨ公園 などに行った。その様子はこちら