秋たけなわの明治村に行ってみることにした。
明治時代の建物等を移築・復元した野外博物館で、面積が100万平米。
第四高等学校(現在の金沢大学)の同窓生だった谷口吉郎(博物館明治村の初代館長)と土川元夫 (当時名古屋鉄道(名鉄)社長、後に会長) の2人が、戦後の急速な経済成長で失われつつある明治時代の建築物のうち歴史上にも文化芸術上にも価値があるものを末永く保ちたいとの意見から、財団を設立したのが「明治村」の発端なのだそう。
日本全国の明治時代や大正時代の貴重な建築物を観ることができた。

1丁目

100万平米というが、なるほど結構広く、1丁目から5丁目までに分かれている。ボランティアガイドの方にお伺いすると、1丁目が一番紅葉は綺麗とのことだったので、まずは1丁目から廻ることにした。

聖ヨハネ教会堂 (重要文化財)
イメージ 13


三重県尋常師範学校 近衛局本部付属舎
イメージ 15

日本庭園
イメージ 14

西郷従道邸 (重要文化財)
イメージ 16

イメージ 17

森鴎外・夏目漱石住宅
夏目漱石住宅には、「吾輩は猫」が縁側に。イサム・ノグチの母を題材にした映画「レオニー」や、映画「剱岳 点の記」がここで撮影された。
イメージ 1

鉄道局新橋工場 明治天皇昭憲皇太后御料車
内部が窓のガラス越しに見られるのだが、菊の御紋の入った座席のクッションなど絢爛豪華。
イメージ 2

三重県庁舎 (重要文化財)と 二重橋飾電燈
三重県庁舎は、NHKのドラマ「坂の上の雲」や、映画「剱岳 点の記」で使われた。
イメージ 3

2丁目

東山梨郡役所 (重要文化財)
イメージ 4

東松家(とうまつけ)住宅 (重要文化財)
イメージ 5


札幌電話交換局 (重要文化財)
イメージ 6

3丁目

北里研究所本館
イメージ 7

幸田露伴住宅「蝸牛庵(がぎゅうあん)」
イメージ 8

西園寺公望別邸「坐漁荘(ざぎょそう)」
イメージ 9

この家屋も、映画「レオニー」のロケに使用された。
イメージ 10

品川燈台 菅島燈台附属官舎 (いずれも重要文化財) 
イメージ 11

神戸山手西洋人住居
イメージ 12

入鹿池を望む景色はとても雄大。
4丁目には 聖ザビエル天主堂、5丁目には有名な 帝国ホテル中央玄関 がある。その様子は その2 で。