イメージ 5
冬季の国体が愛知と岐阜で始まった。
愛知で冬季の国体が行われるのは初めてとのこと。
今まで国体なるものには正直言って興味がなかったのだが、フィギュアスケートがあったので28日の女子ジュニアのSP(ショートプログラム)と、29日の成年男子のSPを観に行った。


時間の都合で女子ジュニアのフリー(29日夜開催)や男子のフリー(30日開催)が観られなかったのは残念だったが、国体とは言え、女子ジュニアは有名な各選手が揃って出場することや、男子は小塚崇彦選手が観られたのが良かった。(選手の画像はヤフーニュースなどより)

28日女子ジュニアSP

第1組~5組までを観た。
イメージ 1庄司理紗選手
ジュニアと思えないぐらい魅せられた。
最初の3回転&3回転ではやや回転不足かも
知れなかったが、綺麗だった。
SPでは2位だったが、フリーで1位となり
総合1位となった。


イメージ 2
西野友毬選手
背が高いだけにとてもダイナミック。
SPでは1位だったが、フリーで
2位となり、総合2位になっていた。


イメージ 3










大庭雅選手
びっくりしたことにSPでは
調子が出ずに15位。
翌日のフリーで3位の成績となり
見事に巻き返し総合3位に。

29日成年男子SP

イメージ 4
成年男子のSPは28名出場で、第3グループから観たのだが、第4グループで出場した小塚崇彦選手は最初のジャンプを失敗したにもかかわらず83.41点でトップ。
練習時でも彼がジャンプする度に大きな拍手が起こり、やはり高さやスピンなど全く質が違うことが良くわかった。
彼が滑ったわずか2分45秒の間には多くの報道カメラがリンク沿いに並んでいたが、小塚選手の演技が終わったとたん一斉にカメラマン達が去って行き、お客さんも帰る人多々。
結局小塚選手はやはりフリーでも1位で2位に14ポイント以上の差をつけて圧勝。

強化選手Aの無良崇人選手がSP2位・フリー2位で総合2位、同じく強化選手Aの中村健人選手は9位と振るわずキス&クライでもうかぬ顔をしていたが、フリーも9位、総合10位だった。


男女ともども、上位と下位とでは3倍以上の点差がつき玉石混交だったので、ジャンプのみならず速さや高さや軸のぶれの有無や美しさなど、いつもテレビで観ている選手の演技が、いかに凄いレベルかということが改めて良くわかった。
女子ジュニアの中堅~上位選手であれば、成年男子の下位選手とですら差があることに正直なところ驚きもした。

本田武史コーチや佐藤信夫コーチもおられたが、山田満知子コーチが、愛知の選手のキス&クライにやって来ただけで会場からは声が上がっていた。
又、日本オリンピック委員会理事でずっと国際審判を務めておられた平松純子さんが兵庫県チームの一員として連日会場に来られていたり、昨年までの12年間愛知県知事だった神田氏や橋本聖子議員も来ていた。

日本でフィギュアスケートを観るのは今回初めてだったのだが、一切写真撮影が不可と厳しく言及されていた。アイスショーでも日本で行われるものは撮影不可とも聞く。
以前に、ニュージャージーで行われたフィギュアスケートのアイスショーである スターズ・オン・アイス STARS ON ICE を観に行ったのだが、全く撮影は自由で、観るだけでなく撮る楽しみもあったので、今回は非常に残念だった。その時の様子はこちら
その時は、トッド・エルドリッジとジェニファー・ロビンソンの司会にサーシャ・コーエンが加わり、佐藤有香さんや中国のペアの申雪&趙宏博や、ジェミー・サレ&デヴィッド・ペルティエなども出演し、とても楽しかったことが懐かしく思い出された。