南木曽の木曽町にある 白川氷柱群 を観た後(その様子は こちら)、王滝村にある2つの滝に行ってみた。
御岳湖畔の王滝地区から田ノ原天然公園へと登る、林道黒石線の御岳山3合目近くにある滝の清滝と新滝は、御岳講の行者が、禊(みそぎ)を行なう場所として知られているのだそう。

清滝

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寒波の時には全面が完全氷結していたそうだが、行った時には中央の岩の部分には水が流れていた。

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修験者さんが多い所だけあって、祠などがあり霊験あらたかな場所のよう。

新滝

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清滝から遊歩道が続いていて新滝に行ける。ここや氷柱を観に行くようにと勧めてくれた知人が、滑らない靴を履くようにとアドバイスをくれたが、一旦溶けた雪が氷となった部分も多くツルンツルン。宿六2回、私が3回滑るはめになりながら、張られたチェーンやロープを頼りにたどりついたが、すれ違う人達はアイゼンやトレッキングポールを持つなど、装備が違うのにはビックリ。

落差は約30メートル。
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なかなかの迫力。

修験者の方々の為の小屋もあり、滝の裏側には色々と祀ってある。

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滝を裏側から観る。

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滝の裏側と、外側とに鐘が吊るしてあり、独特の空気感が漂う。

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氷のオーロラ?

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滝の水しぶきも、その水しぶきで出来るつららも、躍動感がある。

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もこもことした氷はブルーに見えたり、陽の光でキラキラと輝いたりで、非常に綺麗だった。

大滝村を後にして、せっかくだからと開田高原にある 木曽馬の里 に行ってみることにしたのだが、その途中には非常に綺麗な御嶽山や駒ヶ岳連峰に出会えた。
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御嶽山
標高3000メートルを超える山としては日本国内で最も西に位置し、古くは修験者がこの山に対する尊称として「王の御嶽」(おうのみたけ)と称して、「王嶽」(おうたけ)となり、「御嶽」に変わったとされている。

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木曽山脈

木曽馬の里 については こちら