南木曽で 白川氷柱群、そして氷結した 清滝や新滝 を観た後、お腹が減ったので そば処さくらで冬季限定のすんき蕎麦の昼食を。

そして開田高原にある 木曽馬の里 に行ってみた。

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木曽馬の里から望む御嶽山

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木曽馬は、日本在来馬で、ひずめは高く堅いので農耕馬として蹄鉄を打つ必要もなく、後足の形が、狭い参道でも踏み外すことがなく坂を駆け上がったり下りたりすることも上手な種なのだそう。
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平安時代~江戸時代、武士の馬として使用された。明治以降も山間農耕馬として需要が増したが、小柄なために軍用馬には不向きで、国の改良方針により海外の馬との品種改良などが行われ、木曽馬は激減。戦後になって木曽馬復元と保護育成が開始されたが、農業の機械化により実用性のない家畜として飼育者が激減。1975年に亡くなった第三春山号が最後の純潔木曽馬(実際には98.44%)となった。一時は50頭以下にまで減少し、現在は全国で約150頭、木曽地域に約80頭、この木曽馬の里には現在30頭ほどおり、春の交配時期になると他からもやってくるとのこと。

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とても人懐っこくて可愛い。乗ってみたのだが、背中までの高さがわずか130センチ前後なのでモンゴルの馬よりもずっと小さく胴回りも細いので非常に乗りやすい。

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一面の雪の高原には、ウサギの足跡が。猪やニホンカモシカが以前から良く出て来たが、最近は普通のシカも姿を現すことが多くなったのだそう。

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木曽山脈を眺めつつ、南下して中津川へ。
夕焼けでピンク色になった雲と恵那山を観ながら帰途についた。
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