岐阜の 可児川下流自然公園にカタクリの群生地 (その様子は こちら)を観に行く前に、八百津町にある 五宝滝杉原千畝記念館 に行ってみた。

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五宝滝
三段の滝で、一の滝が44メートル、二の滝は23メートル、三の滝が13メートルあり、合計で80メートルとなる。散策路があるので、それぞれの滝のそばまで行くことが出来る。
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三の滝 
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このお花の名前は良くわからないが黄色い花を咲かせていた。

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二の滝(下段)と一の滝(上段)

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ショウジョウバカマが綺麗に咲いていた。
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三段の滝意外にも、2つ滝があるので、行ってみた。
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二天の滝
丁度、太陽の光が上部に当たったので白くなってしまった・・・

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円明の滝

八百津は、山間の為、名古屋市内よりも季節が未だ早春の状態で、梅やサンシュユが綺麗だった。
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サンシュユも満開
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蘇水峡  雨が続いていたので、あいにく水の色は濁っていた。

杉原千畝記念館と人道の丘公園
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日本版シンドラーである第二次世界大戦時のリトアニア日本領事であった杉原千畝氏がここの生まれとのことで、記念館があった。
ナチスに追われたユダヤ人に、外務省の決定に反して、人道的見地から日本通過ビザを発給し、約6000人ものユダヤ人を救った。記念館内はあいにく写真撮影不可だったが、色々な展示がされていた。当時のユダヤ人は、ポーランドなどから、カリブ海のオランダ領キュラソーや米国に逃げる為、シベリア鉄道を経て満州、日本、そして太平洋を船で横断するという非常に長い旅だったのには驚いた。

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記念館からの眺め

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モニュメント

ユダヤ人の虐殺の様子としてドイツのダッハウ強制収容所の写真などもあり、以前にダッハウ強制収容所は観に行っていたので改めて記憶がよみがえった。イスラエルに旅行に行った時、不勉強にも彼の功績について全く知らず、イスラエル人のガイドさんが、逆に彼のことを説明してくれて驚いたこともあった。彼のことは、テレビのドキュメンタリーなどに取り上げられて日本でも知られるところとなったかと思うが、まさかこののんびりと穏やかな山間の町が彼の出身地とは意外だった。