中津川は栗を使ったお菓子が多い。
江戸時代、中山道の宿場だった中津川では、天然の山栗しか手に入らなかったので栗料理は珍しく、旅人によって評判となり、蒸した栗をつぶして砂糖をまぜて餅にまぶしたり、茶巾で絞ったりした。それが栗きんとんの始まりなのだそう。
 
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以前は、6店舗の栗きんとんを一個ずつ入れた 「中津川プチ栗きんとん巡り」 というセットを中津川駅にある観光案内所が売っていたのだが(その様子は こちら)、どうやらそれが人気だったと見えて、現在は すや を除く14店舗のもの7個とお茶を併せていれたセット2種類があるとのことで行ってみた。
午後に行ったところ、そのうちのひとつのセットは売り切れていたが、セットではなく、自分の好みで一個ずつ選ぶことが出来たので、そのうちの9つを買うことにした。

<前列 左から>
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七福 
甘さ控えめで、栗の味がしっかりしている。
 
 
 
 
 
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しん 
栗の味がこの中で一番しているような気がして気に入った。
 
 
 
 
 
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美濃屋 
プツプツと栗の粒が感じられる。
 
 
 
 

<中の列 左から>
 
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梅園 
この中で一番栗の粒が大きな物が入っていた。
 
 
 
 
 
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松葉 
きめが細かくあっさりしている。
 
 
 
 
 
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新杵堂
他に比べて茶色っぽい。
甘目かなと。
 
 
 
 
<後列 左から>
 
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柿の木 
プツプツとした栗の粒感はあまり感じられずなめらかだが、渋皮の風味がする。
 
 
 
 
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ヤマツ食品 
栗の味がしっかりしている。
 
 
 
 
 
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信玄堂 
甘さ控えめ。

 
 
 
 
どれも美味しいが、一同に並べて食べ比べると、それぞれ少しずつ異なっていることが良くわかった。
以前の6個入りには、信玄堂、新杵堂、川上屋、満天星一休(どうだんいっきゅう)、七福、松月堂 が入っていて、満天星一休(どうだんいっきゅう)、松月堂 の栗きんとんが気に入っていたが、今回はそれに含まれないお店の物も食べられたのが良かった。ひとつ210~221円。
しん が今回のこの9種類の中では気に入り、ヤマツ食品 も好きだった。

 
中津川市栄町1-1 にぎわいプラザ
0573-62-2277
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