ビエンチャンの ワット・ホーパケオ、ワット・シーサケート を見学した後、市場に行くことに。
 
タラート・サオ、タラート・クアディンへ。
ラオス最大のマーケットで、4つのコンプレックスから出来ている。
タラート・サオは、ラオス語で朝市なのだが、昔の名称で、現在は一日中やっている。ここは街のど真ん中にあるので、プライスは市内プライスとのこと。・・・でも日本人からすると安い!
 
イメージ 1
 
入口近くには、売っている豚も迫力だが、その存在感が
迫力のおばちゃん達のお店が並ぶ。
 
イメージ 2
 
 
 
 
 
 
 
 
サラダのテイクアウトセット
 
 
 
お肉屋さんなどは、皆、その台の上に小さな椅子を置いて座って売っている。牛肉は豚や鶏肉よりも高価。
イメージ 12
モツ系などは、1キロ28000キープ(約308円)
イメージ 14
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
イメージ 15
 
タイの茄子とほぼ同じ。
茄子には2種類あり、小さいものは生のみで苦く、
大きい物は生のほか、煮込んだりするが甘味がある。
 
イメージ 16
 
 
 
 
 
 
唐辛子を多用するだけあって、あちこちに。
 
 
イメージ 17
 
 
 
 
 
 
 
 
イメージ 18
 
 
おばあちゃんが売っていたのは、マーケン。
北の方のもので、花の実を乾燥させたもの。
焼いてつぶして使うが、辛く、ラオス人でも嫌いな人もいるのだそう。
 
イメージ 19
 
イメージ 20
 
 
 
 
 
 
 
 
 
イメージ 3
 
 
 
バナナの葉でくるまれた籠の中身が気になったので教えてもらったところ、中は黒糖。食べてみなさいと味見させてくれ、加えてその黒糖と一緒に糯米を食べると美味しいわよと、自分のお昼に持ってきていたと思われる糯米の包みを食べさせてくれた。黒糖おはぎと言った感じで美味しい。偶然にも親切にしてくれた女性はかつて日本語を習っていたが、日本語学校がつぶれてしまったので今はもう学んでいないという親日家だった。
 
イメージ 4
イメージ 5
 
左の青いフルーツは
マーコォー。
湯がかないと食べられない。湯がいたものを食べさせてもらったが、ほんのり甘酸っぱい。
種が多くて可食部が少ないかな。
 
右のオレンジや黄色のフルーツはマーガータン。地元のものとのことで、
1キロが3000キープ(約33円)
 
イメージ 6
 
 
 
タマリンド
食べさせてもらったが、
あまり甘くない硬めの柿と
言ったところ。
 
 
 
 
 
イメージ 7
見た目は中国の龍眼(ロンガン)っぽいが、別種。
マーロンゴン。中はロンガンやライチのような
食感でジューシー。
イメージ 8
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
イメージ 9
 
 
 
面白かったのは、野菜などが陳列されている
真横に美容院があること。
扉もなくオープンになっているので、
シャンプー姿なども良く良く見える。
市場のおばちゃん達が空いた時間に
来たりするのだそう。
 
 
 
 
イメージ 10
衣料品なども多く売っていて、タイ製や中国製も多い。
女性が着る綺麗な民族衣装のお店も多数あった。
民族衣装は結婚式などで着るもので、結婚式では朝に親戚などを交えてバーシーという儀式(これは追って体験させてもらうので後述)、夜になって友人なども交えて大勢での食事会でキラキラの派手な服を着るのだそう。
ラオスの女性が身に着けるシンという
スカートなどは、デザインがコピーされ中国で機械織りされた物が安価で売られているが、自分達の伝統を守らなければならないと、禁止されたとのこと。
ということで、我々もあまりパチパチと写真を撮ることは出来ず・・・
手縫いのとても綺麗なシルクのシン(女性のスカート)などは、5000000~7000000キープも! 日本円にして、スカート一枚が55000円~77000円にもなり、朝食べるヌードルが一杯110円~220円程度の物価からすると破格にお高いが、なるほどとても綺麗だった。
イメージ 11
 
DVDも多数売られているが、やはりここでも
そのほとんどが韓国ドラマ。
少し台湾ドラマなどもあった。
日本の物もあるにはあるそうだが棚のずっと奥とのこと。。。
 
 
イメージ 13
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
ビデオがかけられていたのは、結婚式のパーティで踊る為のダンスの練習ビデオ。パーティで上手く踊れないともてないのだそう。
 
イメージ 21
 
 
 
 
お坊さんが托鉢に持つ容器と同じ形だが
一般の人も使う。
 
 
 
 
 
 
イメージ 29イメージ 30
 
 
 
 
 
 
 
 
 
モン族の民族衣装屋さん。ビエンチャンでは、モン族の専門店はここだけ。
独特の衣装、頭飾りに首飾りなどが売られている。
 
イメージ 31イメージ 32
 
 
 
 
 
 
 
 
上階はフードコートになっていて、チケットを買って食べることが出来る。すでに階下のお店で色々とフルーツなどのつまみ食いをさせてもらい、お昼の予定もあったので、ここはぐっとガマン。
ラオス料理がほとんどだが、韓国料理やインド料理もあった。
 
 
この日はビエンチャンから空路、シェンクワンに発つので、国内線のチェックインを済ませた後、隣の国際線ターミナルにあるレストランのビュッフェで昼食を。多数あるお料理のみならず、驚いたことに、ビールなども飲み放題で一人79000キープ(だったかな)=約869円!!
イメージ 33 
 
 
その場でミックスジュースを作ってもらえるので、パパイヤ・スイカ・バナナなど5種類ミックスにしてもらった。
 
イメージ 34
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
イメージ 35
 
 
蒸し野菜は、色々なディップに
つけて食べることが出来る。
手前は糯米のカオ・ニャオ。
赤米の方が高価で美味しい。
 
 
イメージ 36
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
イメージ 22
ラオス版のパパイヤサラダであるタム・マークフンには、たっぷりのシュリンプペーストが入る。その場で作ってくれ、少し味見させてくれてこれで良いか?と聞いてくれた。
イメージ 23
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
イメージ 24
イメージ 25
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
ラオス版みつまめのナム・ワーンは、自分で好きなだけ具を入れてココナッツミルクや蜂蜜をかけられるようになっていた。
 
イメージ 27
イメージ 26
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
くり抜いたかぼちゃの中に2層のプリン状のものが入っている。
案外あっさり系。
 
 
イメージ 28
 
 
ビエンチャンには、乗り換えも含め、未だ2度戻って来るので、後日ビエンチャンの残りの観光をすることにし、この日は北部にあるシェンクワンに移動。
 
ビエンチャン 13:40発 
QV401便 
シェンクワン 14:10着
 
 
 
ラオスには現在3社の航空会社があるが、Lao Air が主流。
Lao Air はジェット機を一昨年に2機、昨年に1機購入し、現在3機。それ以外は全てプロペラとなる。
2012年12月には、中国広州、ベトナムのダナン、韓国のソウルとプサンに就航した。
Lao Center Air はキャンセルなどは不可の格安航空として新しく出来てから、Lao Air の遅延などが解消されてきたのだそう。
3つ目の航空会社は12人乗りなどの小型のみ。
 
 
今回は、移動が多いので、それぞれの場所でガイドさんをお願いした。
ビエンチャンのガイドさんにこの日に教えてもらったことの備忘録:

ラオスの人口は約612万人で、首都ビエンチャンの人口は約70万人。

国民の約8割が仏教徒で、49もの民族からなる。

ラオスのお正月は4月。タイのお正月は4月13~16日なのに対し、ラオスのお正月は一日違いの12日から。

お酒は18歳からだが、もっと若くして飲んでいることも。地方によっては酒造りをしている所も。

日本語がちゃんと出来るガイドさんは、ラオス国内に十数名しかいない。
一番観光客が多いのはタイからで、フランス人やドイツ人も多い。スペイン語やイタリア語ガイドはそれぞれ2人しかいない。
去年12月から韓国の直行便が出来て、韓国からの観光客が増え、来年にはラオエアーも韓国に就航。

国民の約8割が農民。基本的に一毛作だが、メコン川沿いの暖かい地域では二毛作。乾季には、芋やとうもろこし作りが主流となる。
農民にとって雨は非常に大切で、4~6月には、1年に1度の雨乞いのロケットを打ち上げるお祭りがある。市内では危険なので郊外や田舎で行われる。

ラオス人は、タイ語がわかりタイの文字も理解できるが、タイ人はラオス語もラオス文字もわからない。
同じく隣接してはいても、ラオス人でもベトナム語やカンボジア語はわからない。

お坊さんは1日に朝と昼の2食のみ。ただし、食べ盛りの若い僧などは、夜中の12時を過ぎると翌日とされるので食べている場合もある。
お坊さんと一緒に一般の人が昼食などを取ることは不可だが、貧しい人などは、お坊さんが食べ終わった後にお寺で無償で食事をもらえる。

家族形態は、昔は子供が5~12人ほどいたが、今は2~3人。一人っ子は非常に珍しい。
家族が多いので、乗る車も必然的に大きくなり、TOYOTAのHILUXが人気。

お巡りさんは土日やお祭りの時には取り締まるが、普段の平日はほとんど取り締まらない。調べても、バイクのノーヘルや免許携帯の有無をチェックするぐらい。ノーヘルだと、1人30000キープ(約330円)の罰金、2人乗りで2人ともノーヘルだと、交渉して併せて50000キープ(約550円)の罰金。

ラオスには、JAICAや日系企業など、日本人会に登録をしている人で約400人ほどがいる。