2日目に泊まる 小谷(おたり)温泉 の山田旅館へ。
小谷温泉は、標高850メートルにあり、弘治元年(1555年)に川中島合戦の折りに武田信玄の家臣によって発見されたもの。この旅館の本館は江戸期に建てられ、新館という建物ですら大正3年の建物となっており、国の登録有形文化財なのだそう。
新館は大正3年に、宮大工によって建てられた木造3階建
新館(大正期)のお部屋や廊下
大正期に建てられた新館と言っても、ふすま1枚で、廊下を誰かが歩くと響く状態なので、我々は平成に建てられた別館に宿泊。
昔から湯治場となっていたお風呂の入り口。
宿の裏から自然に湧出している源泉は47度で、加温も加水もしておらず、そのままの温泉を2メートルの湯滝にして落して湯船に注がれているのだが、やはり熱め。
ということで、別館にある露天風呂へ。
ちょっとレトロなソファ、マッサージチェアや卓球台が置かれていた。
この日は日の出を見るなどして早起きをしていたので、しばしお部屋でくつろいでいると、とても綺麗な鳥の鳴き声がする。ニュウナイスズメ。
夕食を。
ウドブキ
この地方から妙高にかけて採れる山菜で、高い山の斜面に生え採取には危険が伴う為、山菜の中でも非常に高価なのだそう。蕗のように中央に穴が開いているがお味は独活のようでもあり、美味しい。
手作り感ばりばりのヨモギ餅。たっぷりヨモギが入っているのだが、やや繊維が気になるぐらいの存在感。
翌日は、鎌池 など小谷村を少し観光することに。その様子は追って。
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