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祇園祭と言えば、山鉾巡行を連想するが、7月1日の神事始めから7月31日の大茅輪くぐりまでの5週に渡る長い長いお祭り。曜日に関係なく行われるので、今年は宵々々山、宵々山が連休と重なった。
四条通など京都市内の目抜き通りには7月10日~14日に鉾や山が組み立てられ、車は避けながら走行することになる。

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八坂神社では、3基のお神輿(おみこっさん)が収められていた。このお神輿3基は、17日、神幸祭の神輿渡御で登場した。その様子は追って。

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八坂神社では、お正月に火をもらうおけら参りのように、本殿でおけら火を長刀鉾の関係者がもらって提灯に火を入れ、14日~16日の夕刻、提灯行列を行う。

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長刀鉾の胴掛けの右側が今年は新調され、この日まで鉾にかけて披露されていた。友禅染めの「掛軸孔雀文歓喜」。未だ文化財登録の手続きが済んでいないので、山鉾巡行の時には従来の胴掛けを使うのだそう。

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町会所では、胴掛や稚児の衣装などが展示されている。

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長刀鉾のある町内のお店のショーウインドーなども長刀鉾一色。長刀という文字は変わらないが、浴衣などに描かれるデザインは毎年変えられるのだそう。因みに、その長刀を表した文字について、京都新聞によると :
織田信長が長刀鉾町内に何かを寄進(不明)した時に、自筆で書いたとされるhttp://www.kbs-kyoto.co.jp/gion/images/nagas.gifを使うようになった。(町内の古老よりの口伝)。
信長は左利きであったと伝えられており 「長」 がhttp://www.kbs-kyoto.co.jp/gion/images/nagas.gifとなったのではないかとの言い伝えもある。

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ビールも祇園祭ムード。とりあえず、これで乾杯。

未だこの日は宵々々山なのだが、21万人の観光客がやって来たのだとか。一昨年も楽しんだのだが、今年も、宵山、そして山鉾巡行、神輿渡御を見学。その様子は追って。