かつて職場が乃木坂駅界隈にあったのだが、地下鉄の出口が逆だったこともあり、一度も 乃木神社 なる場所に足を運んだことがなかった。国立新美術館に行く前に少し立ち寄ってみることに。

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明治時代に活躍した軍人であり明治天皇の崩御の際に殉死した乃木希典を祀った神社。
国内に複数の乃木神社があり、赤坂の乃木神社は、乃木夫妻が自刃した邸宅の隣地にある。




宝物殿なる所が無料公開されていたので入ってみると、夫婦それぞれの殉死の刀や短刀もあった。
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この辺りは、江戸時代末期は美濃郡上藩青山家の邸宅地で、銘維持維新後は、新坂町と呼ばれて名士の住宅街になっていた。
陸軍大将乃木希典は、明治12年にこの地を購入し、35年に新築。大正元年9月、夫人と共に明治天皇のあとを追い、邸宅は遺言によって東京市に寄付された。





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玄関近くの左側の部屋は応接間で、一番右の部屋が殉死された部屋なのだそう。






歴史のことも全然良くわからないのだが、宝物殿にあった写真は、ドラマ 「坂の上の雲」 で乃木希典を演じた俳優の柄本明に似てるなぁと眺めてしまった。

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そして、国立新美術館へ。
何度も来ているが、ここの建物はいつ見ても楽しめる。




延床面積は日本最大で、これまで最大とされていた大塚国際美術館の約1.5倍に及ぶ。

独立行政法人国立美術館に所属している中で唯一コレクションを持たない為、厳密には、ミュージーアムではなくアートセンター。

黒川紀章氏の設計の美術館としては、最後のものとなった。


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巨大な吹き抜けに、カフェやレストランが
逆円錐形の上にある。











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屋上にあるグリーンスペース








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ガラス越しには、ミッドタウンの
ビルなどが望める。










ちょうど展覧会最終日だった
「アンドレアス・グルスキー展」
やっていたので観ることに。
その様子は追って。