友人夫婦の日本案内もいよいよ佳境。彼らの希望で、谷中を中心に上野界隈を散策。
東京に何年も住んでいたが、恥ずかしながら谷中に行ったのは一度程度。彼らと一緒に地図を片手にウロウロと散策することとなった。

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谷中銀座

さすが谷中と言えば猫。猫の像が商店街のあちこちに。
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そして勿論、ホンモノも。

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夕焼けだんだん
あいにく、ここから夕焼けは見なかったが、
夕焼けが綺麗と作家の森まゆみさんが名づけたのだそう。











谷中霊園
開設は明治7年で、面積は約10ヘクタール。
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幸田露伴の小説「五重塔」のモデルに
なった天王寺五重塔の跡。
寛永21年(1644年)に建立されったが焼失。
寛政3年(1791年)に再建され、
高さ34.18メートルは、当時関東で
一番高い塔だった。
昭和32年(1957年)に放火心中事件で焼失。
その様子を示した写真が掲げられている。



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徳川慶喜のお墓
左が慶喜のお墓で、右が正室の
徳川美賀子のお墓。
間口3.6メートル、奥行き4.9メートルの切石土留を囲らした土壇の中央
奥に、直径1.7メートル、高さ72センチの玉石畳の基壇を築いて、上に
茸石円墳状としている。
あまり見ない形のお墓。


それにしても、お墓には野良猫が多かった。谷中猫として有名だが、その猫の写真をホームページやブログにはそんな猫の写真を載せないでほしい、谷中霊園に猫を捨てれば猫が幸せに生きていると思ってますます捨て猫をしに来る人がいるから、、、と言った内容の立て看板があちこちにあった。

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観音寺の築地塀
「つきじ」かと思えば「ついじ」と読むのだそう。
補強のため層状に板や瓦を埋め込まれた土で
塗り固められた塀のことで、200年以上前に造られ
関東大震災で一部が崩壊したものの、戦災は逃れた。







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200年の歴史を持つ由緒ある銭湯
「柏湯」を改装し、1993年に
オープンしたギャラリーの
 「SCAI THE BATHHOUSE」
あいにくこの時は閉館。






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下町風俗資料館付設展示場
旧吉田屋酒店
江戸時代から続く老舗酒屋で、
昭和61年まで営業していた。
江戸商家の建築様式で、
建物は明治43年に建築。





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上野公園 へ。
国立博物館近くの旧因州池田屋敷表門黒門
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アメ横












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日本があみだした食品サンプル。
いつの間にやら、
UFOキャッチャーにもなっていた。
友人がトライしてみたが、見事に失敗。








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秋葉原




AKB48の劇場があるとは聞いて
いたが、こんなビルにあったとは。
本家本元のビルの外壁に
掲げられているポスターには、
未だ前田敦子さんがセンターに?!




銀座
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やれやれ銀座に戻って来た。
歩行者天国となっていて、
とても活気があった。






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銀座マリオンでは、偶然にも、
映画「清須会議」のプロモーションを
やっていた。






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原作小説、監督、脚本を
務めた三谷幸喜氏が、
まるで選挙演説している
立候補者のように登壇。
柴田勝家役の役所広司氏、羽柴秀吉役の大泉洋氏も。





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実際に一階から見るとこんな感じ。
ただし、一階からなどは写真規制が
非常に厳しかったので、
この画像はHPよりの借り物。








谷中や上野界隈は全く疎い私にとって、友人夫婦のおかげで知らない東京見物が楽しめた。

関西での4日間、東京での4日間を友人夫婦と凄した旅行も終了。
初めての日本旅行で、色々と面白い感想を聞いたので、備忘録として:

① 路上などのゴミが非常に少ない。
京都や奈良の空気が良い。NYなどの生ごみをともなったような独特の臭いが感じられなかったが、新宿などではそれに近いものを感じたとのこと。

② 電線が多過ぎと。地震が多いから仕方がないと言ってみたのだが、、、

③ お城の土台や濠などには巨石を使っているのに、どうしてお城の上屋には燃えやすい木や紙で建物を造るのか? ヨーロッパではお城自身も石で出来ているので、焼失することはない。
その質問に苦慮していたのだが、奈良は興福寺では、土台の基礎は地面に埋めた石だが、その上には木の柱を置くことで、地震への揺れに対処していたと書いてあったので、おそらくそれが答えなのだろうと、皆で納得。

④ 日本人は、特に若い女性は何故あんなにスリムなのか?