大日本印刷の文化活動の一環として、1986年に設立されたギャラリー。グラフィックデザインを無料で紹介している。

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タイポグラフィなるものも良くわからなかったのだが、活字を用い、それを適切に配列することで、印刷物における文字の体裁を整える技芸のことなのだそう。(画像は全てHPから)

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イメージ 5HPからの抜粋 :
日進月歩の技術革新とそれに見合うスタイルの探求に余念のなかった20世紀初頭、政治を含む社会全体はもちろん、個々の生活とイデオロギーは激しい変化をみせます。タイポグラフィも例外ではありませんでした。機械化時代のダイナミックな情報伝達に相応しい効率的なタイポグラフィを目指した「新しいタイポグラフィ」の試みが、そうした背景から生まれます。この「新しいタイポグラフィ」の旗手として、1920年代を通してその理論と実践に邁進したヤン・チヒョルト(1902-74)。やがてその主張を自ら否定し、伝統的なタイポグラフィの価値を訴えるようになります。   
戦後はイギリスへ渡り、「ペンギンブックス」のタイポグラフィとブックデザインの改善という大仕事にたずさわりました。このチヒョルトのトータルディレクションにより、イギリスのブックデザイン全体のレベルを引き上げる結果となり、また書籍におけるタイポグラフィの重要性を全世界に認識させることとなったのです。   
20世紀モダン・タイポグラフィの巨人ヤン・チヒョルトは、優れたデザインだけでなく、数多くの著書も残しています。同時代の人々に多大なる影響を与えたチヒョルトの業績を2010年代のいま、ここ東京であらためて展望することが、20世紀初頭の変化とは別物の、しかしかつてないスピードで変化し続ける現代に生きる私たちにとっても、大いなる洞察を示唆してくれるものと確信しています。