ライオン Lion Panthera leo
セレンゲティにライオンのプライド(グループ)は12ほどあり、各プライドのメス一頭に、発信器の付いた首輪を取り付けていて、研究者が絶えずチェックをしている。
南アの私設ゲームサファリの中には、一番見辛いレパード(ヒョウ)に発信器を付けてレンジャーがさも自力で発見したように観光客に紹介する所もあると噂では聞くが、セレンゲティの発信器はあくまでも研究者用で、我々観光客のジープでは、その所在を知ることは出来ない。
少し離れた所では、オスが昼寝中。
ライオンは動物界のトップに居るので、もしライオンの数や生活形態が変わるようなことがあれば、他の動物に何かがあったとわかるとのこと。
ライオンの妊娠期間は90~95日。
寿命はオスで12~15才、メスで15~18才。
ヒョウ Leopard Panthera pardus
ようやく見られたレパード。 ビッグ5(ゾウ、ライオン、サイ、バッファロー、レパード)の中で一番発見し辛い。
木の上でほとんど生活しているが、カモフラージュがとても上手なので、なかなかわかりにくい。
木の枝から垂れた尻尾を探すようにとレンジャーさんに言われても、難しい。
レパードは、木の上にいても、そこから獲物めがけてジャンプはしない。下に危険なものがあるかも知れないので、ジャンプしてもせいぜい2メートル程度の高さから。
寿命は12~15才。
このレパードは1頭だが、子離れせずにずっと大人になっても母子でいることがあるとか。
まずその個体数が少なく、かつ発見し辛いこと、そして足跡などをつけたとしても戻って来て襲ってくる可能性があることなどから、ライオンやチーターなどの研究者はいても、レパードの研究者はなかなかいないのだそう。
ビジターセンター で、ピクニックランチを。
動物達を捕まえるワナも。
かつて、8~9か月というわずかな期間で1500頭ものゾウが密猟された。
国立公園は、それを防ぐために、近隣の病院や学校をサポートしたり、貧しい人をサポートして密猟を防ぐ努力をしている。
昔は、サイが普通に村を群れで横切ったりしていたが、現在セレンゲティではクロサイはほとんど見つけられない保護動物となっている。
セレンゲティ国立公園の面積は、ほぼ四国と同じ大きさ。ヌーが1年で1周するマイグレーション (大移動) の範囲によって(300キロ平米)設定された。
そこに、ライオン2800頭、ハイエナ6500頭、ゾウ1350頭、キリン6000頭、レパード1000頭、ヌー150万頭、チーター500頭などなど、大型の動物(そのほとんどが草食動物)が60種類、哺乳類が135種類、全部で300万頭がいると言われている。ライオンの数は、世界で一番多い。
20世紀初頭のイギリスの植民地だった時に、欧米の人達のレジャー目的で、1度に50頭ものライオンが殺されたこともあり、1951年に、この場所を国立公園として狩猟を禁止し、住んでいたマサイ族も移住させ、野生動物の保護をジュリアス・ニエレレ初代大統領が提唱した。
監督官となるレンジャーが全部で250名、このビジターセンターを始め、19もの駐留所を設けて、公園全体をパトロールして密猟者を取り締まっている。(因みに、密猟者の目的は自分達の食用だとか!)
コビトマングース Dwarf Mongoose
Helogale parvula
ズキンハゲワシ Hooded Vulture Necrosyrtes monachus
この日は本当にゾウに遭遇すること多々。
また別の水飲み場でも。
手前ではカバがいるのだが
お互い、干渉せず。
かと思うと、また別の大きな群れに遭遇。
大人は砂浴びをしていたが、小さな子ゾウが、あえてすり足で動くことで砂埃をたてて遊んでいたところ、別の子ゾウも真似をしていたのが可愛かった。
子ゾウがついつい遊んでしまうので、お母さんゾウが、鼻で優しく前へ進むよう促していた。
画像にはないのだが、この群れの大半が行き過ぎたかと思ったところ、正面から少年?少女?ぐらいのゾウがパオーンと何度も鳴きながら?泣きながら?血相変えて?走って来た。何事かと思ったところ、どうやら迷子になって「お母さ~ん」と叫んでいたようで、群れの最後尾に居た何頭かのゾウ達がUターンして、その迷子を迎えに来てあげていた。
と、、、また別の小さな水たまりでゾウが寛いでいたので、我々は先に行けずゾウ渋滞。
しばらくして、ゾウが先に進んでくれたのだが、おやおやいきなり我々にお尻を向けてお手洗い中。1日に約300キロも食べるのだから、出す物も大量。大小取り混ぜてすっきりしていたのだが、オスなので、何故だか5本目の今にも地面につきそうなぐらいの長い「足」が・・・
どのような車で見るのか?というご質問をいただいたので。
ランドクルーザーの天井部分が持ち上がるようになっていて、そこのお間から見る。
青いTシャツの女性は、屋根に上ってしまっているが。
バブーンの母子
Savanna (common) Baboon
Papio cynocephalus
凶暴と言われるバブーンも、可愛い赤ちゃんを
抱いている姿は何だか微笑ましかった。
エランド Common Eland
Tragelaphus (Taurotragus)
oryx
右の大きく灰色なのがオスで、800~900キログラム、メスで400~500キログラムある。
同じアンテロープでも、スニだと1.5~3キロなのだが。
結構警戒心が強いので、なかなか見辛いとのこと。
出会えてラッキーだった。
この日の夜は、バーにある唯一のテレビの大スクリーンで、皆でワールドカップを観戦。
フランス対ナイジェリア戦。
フランスの応援が少し、そしてほとんどがナイジェリア応援という図だった。
セレンゲティにライオンのプライド(グループ)は12ほどあり、各プライドのメス一頭に、発信器の付いた首輪を取り付けていて、研究者が絶えずチェックをしている。
南アの私設ゲームサファリの中には、一番見辛いレパード(ヒョウ)に発信器を付けてレンジャーがさも自力で発見したように観光客に紹介する所もあると噂では聞くが、セレンゲティの発信器はあくまでも研究者用で、我々観光客のジープでは、その所在を知ることは出来ない。
少し離れた所では、オスが昼寝中。
ライオンは動物界のトップに居るので、もしライオンの数や生活形態が変わるようなことがあれば、他の動物に何かがあったとわかるとのこと。
ライオンの妊娠期間は90~95日。
寿命はオスで12~15才、メスで15~18才。
ヒョウ Leopard Panthera pardus
ようやく見られたレパード。 ビッグ5(ゾウ、ライオン、サイ、バッファロー、レパード)の中で一番発見し辛い。
木の上でほとんど生活しているが、カモフラージュがとても上手なので、なかなかわかりにくい。
木の枝から垂れた尻尾を探すようにとレンジャーさんに言われても、難しい。
レパードは、木の上にいても、そこから獲物めがけてジャンプはしない。下に危険なものがあるかも知れないので、ジャンプしてもせいぜい2メートル程度の高さから。
寿命は12~15才。
このレパードは1頭だが、子離れせずにずっと大人になっても母子でいることがあるとか。
まずその個体数が少なく、かつ発見し辛いこと、そして足跡などをつけたとしても戻って来て襲ってくる可能性があることなどから、ライオンやチーターなどの研究者はいても、レパードの研究者はなかなかいないのだそう。
ビジターセンター で、ピクニックランチを。
実際に使われていた密猟者の潜んでいたねぐらも
そのまま公開されている。
そのまま公開されている。
動物達を捕まえるワナも。
かつて、8~9か月というわずかな期間で1500頭ものゾウが密猟された。
国立公園は、それを防ぐために、近隣の病院や学校をサポートしたり、貧しい人をサポートして密猟を防ぐ努力をしている。
昔は、サイが普通に村を群れで横切ったりしていたが、現在セレンゲティではクロサイはほとんど見つけられない保護動物となっている。
セレンゲティ国立公園の面積は、ほぼ四国と同じ大きさ。ヌーが1年で1周するマイグレーション (大移動) の範囲によって(300キロ平米)設定された。
そこに、ライオン2800頭、ハイエナ6500頭、ゾウ1350頭、キリン6000頭、レパード1000頭、ヌー150万頭、チーター500頭などなど、大型の動物(そのほとんどが草食動物)が60種類、哺乳類が135種類、全部で300万頭がいると言われている。ライオンの数は、世界で一番多い。
20世紀初頭のイギリスの植民地だった時に、欧米の人達のレジャー目的で、1度に50頭ものライオンが殺されたこともあり、1951年に、この場所を国立公園として狩猟を禁止し、住んでいたマサイ族も移住させ、野生動物の保護をジュリアス・ニエレレ初代大統領が提唱した。
監督官となるレンジャーが全部で250名、このビジターセンターを始め、19もの駐留所を設けて、公園全体をパトロールして密猟者を取り締まっている。(因みに、密猟者の目的は自分達の食用だとか!)
ハイラックス Rock-dwelling Hyraxes
子供が2匹、両側からおっぱいを飲んでいて、
お母さんハイラックスが時々小さな声をあげていた。
子供が2匹、両側からおっぱいを飲んでいて、
お母さんハイラックスが時々小さな声をあげていた。
コビトマングース Dwarf Mongoose
Helogale parvula
ツバメゲリ Spur-winged Lapwing
Vanellus spinosus
Vanellus spinosus
ズキンハゲワシ Hooded Vulture Necrosyrtes monachus
この日は本当にゾウに遭遇すること多々。
また別の水飲み場でも。
手前ではカバがいるのだが
お互い、干渉せず。
かと思うと、また別の大きな群れに遭遇。
大人は砂浴びをしていたが、小さな子ゾウが、あえてすり足で動くことで砂埃をたてて遊んでいたところ、別の子ゾウも真似をしていたのが可愛かった。
子ゾウがついつい遊んでしまうので、お母さんゾウが、鼻で優しく前へ進むよう促していた。
画像にはないのだが、この群れの大半が行き過ぎたかと思ったところ、正面から少年?少女?ぐらいのゾウがパオーンと何度も鳴きながら?泣きながら?血相変えて?走って来た。何事かと思ったところ、どうやら迷子になって「お母さ~ん」と叫んでいたようで、群れの最後尾に居た何頭かのゾウ達がUターンして、その迷子を迎えに来てあげていた。
と、、、また別の小さな水たまりでゾウが寛いでいたので、我々は先に行けずゾウ渋滞。
しばらくして、ゾウが先に進んでくれたのだが、おやおやいきなり我々にお尻を向けてお手洗い中。1日に約300キロも食べるのだから、出す物も大量。大小取り混ぜてすっきりしていたのだが、オスなので、何故だか5本目の今にも地面につきそうなぐらいの長い「足」が・・・
どのような車で見るのか?というご質問をいただいたので。
ランドクルーザーの天井部分が持ち上がるようになっていて、そこのお間から見る。
青いTシャツの女性は、屋根に上ってしまっているが。
バブーンの母子
Savanna (common) Baboon
Papio cynocephalus
凶暴と言われるバブーンも、可愛い赤ちゃんを
抱いている姿は何だか微笑ましかった。
エランド Common Eland
Tragelaphus (Taurotragus)
oryx
右の大きく灰色なのがオスで、800~900キログラム、メスで400~500キログラムある。
同じアンテロープでも、スニだと1.5~3キロなのだが。
結構警戒心が強いので、なかなか見辛いとのこと。
出会えてラッキーだった。
この日の夜は、バーにある唯一のテレビの大スクリーンで、皆でワールドカップを観戦。
フランス対ナイジェリア戦。
フランスの応援が少し、そしてほとんどがナイジェリア応援という図だった。
その後、地元のバンド?が
演奏に来ていた。
演奏に来ていた。
前日の夜も吠えていたそうなのだが、疲れ切っていた我々は全く気付かなかったライオンの声を、この夜はとても良く聞いた。
まるでおじさんが下品にグエーグエーッと低い声を出しているような、凄い声なのだが、オスもメスも同様に吠えるのだそうで、この夜も結構ホテルのそばまでライオンの群れがやって来ていた模様とのこと!
まるでおじさんが下品にグエーグエーッと低い声を出しているような、凄い声なのだが、オスもメスも同様に吠えるのだそうで、この夜も結構ホテルのそばまでライオンの群れがやって来ていた模様とのこと!
コメント