最も潮位が高くなるキングタイド King Tide がやって来た。
大潮の一種だが、大潮が更に大規模になったものを 「キングタイド King Tide」 と言うのだそう。

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アムシュランガビーチにある、クジラのあばら骨を象った名物の桟橋にも、波が打ち付けていた。

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ダーバン市街地も、波しぶきや水煙でもやっていた。


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地球・月・太陽が直列する時に、月と太陽の引力がより大きく作用して、大きな潮の満ち引きとなる大潮が発生し、満月と新月の時に起こる。
月の軌道が円ではなく楕円をしている為に地球と月の距離が異なり、月が最も地球に近い楕円の軌道の部分にある時に「キングタイド」が発生し、1年に数回は起こるのだそう。
そして、勿論、一番潮が引く 「ロウタイド Low Tide」 も起こる。



普段なら、このプロムナードの下に砂浜が続き、ライフセーバーのお兄さんが乗って監視する台も、この日ばかりは流されないようにと括りつけられていた。

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とても小さいが、ステージもどきがあるのだが、そのステージにも、ザンブザンブと波が押し寄せて来ていた。







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物珍しい波の様子を見ている人が居るところへ、、、










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いきなり、どっかーんと大きな波がやって来て、
傍で見ていたオジサマは、全身びっしょりに 
なりながら、大笑いしていた。





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普段はあまり見かけない蟹さんも
浜から脱出し、プロムナードまで
避難して来ていた。






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水をかぶりながら、何をしているのかと思いきや、彼は今はやりのセルフィースティック(自撮り棒)に防水カメラをくっつけて、まるでサーファー映像でも撮るように、波の中の盛り上がりを一生懸命に撮っていた。






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普段なら、砂浜や岩場が見える海岸線だが、波が押し寄せて来ていて、この時の潮位は最大で2.1メートルとのこと。それでも、我関せずと、ランニングしているお姉さんも。

この現象は地球温暖化とは全く関係がなく、1年に2度程度起こっているものだが、2060年頃までには、地球温暖化によって海面が上がり、毎月起こるだろうと言われている。