ラリベラの岩窟教会巡りの続き。

聖十字架教会

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セミモノロティックの構造。

湿度とフラッシュの光で内部が傷んだ為、フラッシュ禁止。









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多くのエチオピア人も来ていた。


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牛の戦いは、善と悪を示し、右のおんどりは、イエスがペトロに 「鶏がなく前に、おまえは3回私を知らないと言うだろう」 と予言したエピソードを現している。



この教会では、彫刻、12世紀のフレスコ画、そして油絵と3種類を見ることが出来る。

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4人の賢者のうち、左から3人目がラリベラの人。

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ユダヤのダビデの星のような模様は、2つの外側の△が旧約聖書を、その中の中心部分が新約聖書を現している。


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アーチの中央にある模様がラリベラの紋章。
2階もあり、かつてガイドさんが子供の頃は普通に
あがって遊んでいたとのこと。
今は上階には行けない。


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中央にある柱。
ギリシャ語、ゲーズ語(古代のエチオピアの言語)、ヘブライ語で書かれているそうだが、柱には布が巻かれていて見ることは出来ない。



聖処女教会

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36人の処女に捧げられた教会で、
この内装で完成している。



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16世紀の油絵で、セント・ジョージを描いており、画家の肖像が左下にサインの代わりに描かれている。
もともと、セント・ジョージは、エチオピア人ではなく、イスラエルにお墓があるが、エチオピア人は崇めている。



シナイ山聖ミカエル教会

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こんな通路を通って行く。
聖ゴルゴダ教会と対になっている。






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セミモノロティックの教会。


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柱には十字架が彫り込まれ、そのそれぞれの角には、天使の眼が建て向きに彫られている。


聖ゴルゴダ教会
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残念ながら男性のみ立ち入り可能。
その為、女性だけの観光客は、
ガイドさんにカメラを託して
内部を撮ってもらって来ていた。



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宿六が撮って来た画像達。


王様が埋められているので、非常に聖なる教会となっている。









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これで、第一グループの教会群6つを訪れたことになる。
この6つの教会は全て地下トンネルで繋がっており、巡礼路とされているのだが、観光客はそのトンネルを全部行くことは出来ないものの、こんな岩の橋を渡ってみたり、狭い通路を歩いてみたり。

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出口はこんな岩から。

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出口を振り返るとこんな感じ。



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周りにはトゥクムと言われる住居が。
もともと、地元の人達がこの2階建ての家に住んでいたのだが、政府が遺跡のすぐそばと言うことから、住民を移住させ、現在は外観だけ見ることが出来るように保存している。
1階は家畜、2階が人の住むエリアとなっている。

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政府が用意して、現在移住者が住んでいる家。
街の外れの空港方面に向かうエリアにある。




この後、一番人気の十字架の形をした聖ギオルギス教会へ。その様子は<14>で。