ライオネル・リッチーのコンサートチケットが廻って来たので、行くことに。
ワールドカップサッカーが行われた時に竣工された8万5千人収容のモーゼス・マヒダ・スタジアムの一部、14000人の席を使って行われたコンサートはほぼ満席。
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まずは喉を潤し腹ごしらえを。

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前座は、南アの女性シンガーである Zonke が40分ほどのステージを務めた。結構高音域も綺麗な声だった。

予定よりも30分遅れでライオネル・リッチー登場。
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今回のコンセプトは、
"All the Hits All Night Long"
80年代にヒットした曲などを歌うにあたり、3つのグループに分かれると。カセットやAトラックなどの第一世代、カセットやCDの第二世代、そしてそれら音楽をかけていた親の影響で聴いて育った第三世代とに分かれるので、第三世代を教育しようと。

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NYに居た頃、自宅近くの公園で、モーニングショーの企画で、彼の無料ミニコンサートをやっていたので、観に行ったことがある。(その様子は こちら
その時は、かつての80年代の面持ちからずいぶん貫禄がついたなと正直思ったので、それから10年経った今、相当変わっている?と思いきや、お腹も出ておらず、元気にステージを闊歩し踊ったりもしていた。御年66歳。因みに、左のロンゲの金髪ギタリスト君は10年前と同じ人だった。

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途中で、ワインを思わせるような色付きの飲み物を3度ほど飲んでいた。養命酒?なんてことはなさそうかな。

デュエット曲の定番とも言える "Endless Love" を歌うに当たり、ダイアナに出演依頼の電話をした、と言ったとたん、スタジアム中からきゃ~!!と歓声が。しかし、間を持たせてから、電話はしたがノーと言われた、で大爆笑。と言うわけで、観客がダイアナ・ロスのパートを歌うことで、一緒にデュエットをしようと。

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同じ黒色だったので気付かなかったのだが、ジャケットを変えてお色直し。

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最後には白いジャケットで。

このスタジアムにコンサートに来たのは、昨年のマイケル・ブーブレ以来。(その時の様子はこちら
その時の客層はやはり白人主体で、その中にインド系の人達が混ざると言った印象だったのに対し、今回驚いたのは客層のほとんどがインド系だったこと!! てっきり黒人系ばかりかと思っていたのだが、インド系がその8~9割ほどを占め、次に白人、そして少数の黒人と言った感じだった。しかも、我々も全然知らない曲ですら、観客が皆、普通に一緒に歌っている。そんなにインド系の人達に人気があったとは!!

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最後の曲は、彼がマイケル・ジャクソンと共に作詞作曲を行った、彼の作品の中で一番意味のあると言っていた "We are the World " を。
その時に撮られたマイケル・ジャクソン、ティナ・ターナー、スティービー・ワンダーなどなど数多くのミュージシャンの画像が流れ、観客達は撮影や録音をこの時一番していたような気がする。
休憩なしの1時間半のコンサートは、コモドアーズ時代の曲やソロになってからでも知らない曲が多数あったのだが、往年の曲 "Hello" "Dancing on the Ceiling" "All Night Long" "Say You, Say Me" などなどが歌われ、MCぶりもさすがはベテランで、エンターテイナーと言った印象。

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そして今日の新聞。THE MERCURY誌 には一面に。Daily News誌は、内容は別頁だったが、タイトルの所画像が。
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