ゾウさん達の力試しなどを見た後も(その様子は こちら)、色々な動物達に出会えた。

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いつもノソノソ歩いているバッファローも走る時は走る!

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ムラサキテリムクドリ Cape Starling, Lamprotornis nitens

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ミナミキバシコサイチョウ Southern Yellow-billed Hornbill, Tockus leucomelas
非常に乾燥して湿気がないことから、ゾウさんの落し物についた虫などを食べている。

ここ2年続いた干ばつで、草食動物達の食べる草が生えず、酪農家などは廃業を余儀なくされたり、自然公園内の草食動物も死んでしまったりするぐらい。今年3月末に行ったスワジランドのゲームリザーブでも、草不足からサイの母親が十分に授乳が出来ない為、レンジャーさん達が生まれたてのサイを育てていた。
ここのゲームリザーブでは、広い敷地内に5カ所ほど広く見渡しの良い場所に餌場を作って、サトウキビの刈り入れ時に無駄となる枝や葉を、草食動物の餌として与えているとのこと。広い場所と言うのは、餌場にやって来た草食獣が、肉食獣の餌になりかねないので、見通しが良く逃げられるようにとの配慮から。

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ここでもまた、ゾウさん達の面白いパフォーマンス?が見られた。誰も頼んではいないのだが膝をついて何をするのかと思えば・・・
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片方の後ろ足も挙げて倒立の練習?

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ここのゲームリザーブには、とても数多くのシロサイがいる。サイの角は人間の爪のようなもので、切ってもまた生えてくるので、全てのサイの角はすでにカットしてある。そんな爪のような角には何の科学的根拠もないのだが、中国やベトナムの人達が強壮剤として珍重がり、ブラックマーケットでは高額で取引されている為、南アのサイの密猟は年々増加の一途をたどっている。密猟者は、サイを眠らせて角だけカットするのではなく、殺してカットしてしまう為、密猟者の取り締まりを非常に厳しくしていはいるものの、現状は悪化しているので、ここのように予め角をカットしてしまえば殺される心配はないと。伸びてくるので、5年に一度はカットしないといけないのだそう。

そんな餌場には、ゾウ、サイ、バッファロー、シマウマ、イボイノシシなどが居るのだが、一頭のゾウとサイ達で、バトルが勃発!

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ゾウのこの一頭だけは、とっても意地悪なのか、餌場は自分のものと思っているのか、餌はいっぱいあるにもかかわらず、他の動物にはしかけないのに、サイ達にだけ出ていけと。
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大きなサイでも、やはりゾウと対峙するとずっと小さい。

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良く良く見ると、ゾウの牙と、サイのカットされた角とがぶつかり合って、破片か泥か何かが飛び散っていた。

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何年もここに居るレンジャーさんも、こんなバトルを見るのは初めてとのこと。レンジャーさん曰く、ゾウは、サイの角がないことがわかっているからけしかけているのだろうと。

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睨み合っていたが、ゾウのサイド攻撃には、慌ててサイも身をひるがえして、
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退却せざるを得なかった。

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ここのゾウ達は好戦的なのか、餌をもらえるので余裕があるからなのか、夕暮れになっても、力試しをしていた。

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オグロヌー達には、ちょうど夕陽があたって、シルエットを見せてくれていた。

ホテルに戻って晩御飯を。この日はビュッフェ形式だった。
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左はライス、右はトウモロコシの粉をねったパップ
デザートも色々と。

翌朝は5時半にゲート集合なので、この日も早々に就寝。