ケープクロス Cape Cross で迎えた朝。

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いつもインド洋から昇る朝日を眺めているが、
ここは大西洋から昇る朝日となる。

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同じホテルに泊まっているオランダ人とスイス人のカップルから、ビーチにオットセイの死骸が漂着しているよと聞いたのだが、確かにあちこちに・・・

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周りには、ジャッカルの足跡が残っていた。

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そしてジャッカルやカモメが朝日を浴びて活動し始めていた。
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しかしそのジャッカルも骨になっていた。




自然の営みの厳しさをホテルの前の砂浜でのわずかな時間の散歩で知らされた。

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ホテルには、プチ博物館のような展示物がある。








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朝食を済ませ、スケルトンコーストパーク Skelton Coast Park を抜けてカマンジャブ Kamanjab と言う町を目指す。

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スケルトンコーストは、船が難破し座礁するなどしたことからその名が付いた。
実際に、いつの頃の船かはわからないが、何隻もが打ち上げられて文字通り骸骨状態になっていた。


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昔の石油探査の採掘機が倒れていた。
石油の有無を掘削していたのだが、
結果として掘り当てられずに放置された。



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この辺りには、砂丘デューンはなく、ひたすら平坦な未舗装道路を進む。


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それほどの数はないものの、この辺りにもヴェルヴィッチア (奇想天外) が生えていた。








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広い広いスケルトンコーストパーク内。口蹄疫などに感染した動物が南下しないように、道の北側には2重のフェンスが施されていた。
ここまでで、この日の朝に出遭ったジャッカルが5頭なのに対し、同じ方向に向かっていた車は1台、対向車は3台出遭ったに過ぎず。

公園内を抜け、自然保護区に入ったが、景色も公園内と保護区内とほとんど大差なく、動物達も居る。
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スプリングボック達が元気に走っていた。

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子供のキリン


出遭えなかったが、道にはゾウに注意の看板も。





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標高1540メートルの Grootberg 峠。


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ホテルで作ってもらったランチパックを。












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この辺りの一般人の交通手段はロバ車。
3頭立てのこれはいわゆるタクシー。右はお母さんが自分のロバ車を操っていた。

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界隈の家々の壁は牛の糞を固めて造っている。








ようやく7時間のドライブで、カマンジャブ Kamanjab に到着。この日の移動で出会った対向車は11台なのに対し、ロバ車は6台。カマンジャブは酪農の町。

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民族衣装を身にまとった女性が何人かいた。









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小さな町にある唯一のホテルにチェックイン。


まずはホテルのバーで喉を潤す。
このお兄さんはヘレロの人で、ヘレロ語、
ダマラ語、英語、アフリカーンズ語を話せる。


唯一のホテルは、唯一のスーパーマーケットも兼ねていた。



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が、スーパーマーケットと同時に銃器も売っていた。牧畜の町と言うことだろう。


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ホテルでの夕食。



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この日教えてもらったことの備忘録 :

ゾウと人間とは緊張関係にあり、塀を高くして住むようにと政府から補助金が出ている。

保護区内に牛も放牧されているが、ライオンに家畜の牛が食べられてしまったら、政府から見舞金が出る。

1~5月の雨季には、公園内の動物達は北部に移動する。

クシャミを3回連続ですると、誰かが自分の事を思ってくれていると言われている。(日本とは違う!)

ヒンバ族の95%は学校に行っておらず文盲。
サン族の40%も学校には行っていない。サン族は狩猟に非常に長けているので、ハンティングガイドとして働いている人が多い。

オリックスは食べるが、シマウマは食べない。

南ア同様、信号機は何故だか ROBOT と言う!(ご当地英語)

翌日は、ヒンバ族の村を訪ね、その後エトーシャ国立公園へ。その様子は<11>で。