予期せぬ雨が降り出すと、南アの黒人女性は慌てる。イメージ 1
そして突如として、スーパーのレジ袋などを被る。



イメージ 2















この彼女は、スーパーマーケット Pick n Pay の
レジ袋を。



イメージ 3






左の女性は、レストランの厨房の人と思われ、髪が落ちないよう作業用のネットを被っているのだが、右の人は新聞広告を上手に巻いて髪を雨から守っている。






何故雨が降ると困るのか?
知人の黒人女性に聞いてみたところ、鬘を被っている場合は別なのだが、所謂付け毛や編み込みなど、エクステをつけていたりドレッドヘアやブレードにしていたりすると、その髪型を綺麗にキープする為に、ほどいてシャンプーをせずにいることが多い。その為、頭皮が痒くなるので、良く見かけるのは、爪を立ててかくと髪型が崩れるので手の平をポンポンと頭を叩くようにして頭皮の痒みを緩和するか、細いかんざし?太くて長い針?みたいな物をいつも髪に刺していて、それで痒い所をかいてみたりしている。

イメージ 4




ビーチに行く時など、予めシャワーキャップを被ってビーチに向かうことも。
編み込みなどをしている場合に、砂などが編み込んだ髪に入ってしまっては大変だからとのこと。





イメージ 5














NYでも、週末にハーレムの美容院の前を通ると、大勢のアフリカ系の女性が集っていて、丸一日かけて髪のお手入れをしていた。日本式のストレートである縮毛パーマをわざわざかけに来るアフリカ系の女性も居たと、NYの日系の美容院の方が言っていたことを思い出した。


イメージ 6
このようなブレードに編んでもらう場合は、美容院ですら丸一日はかかるとも聞く。
その美容院代をセーブする為に友人や姉妹に頼んで編んでもらう人も多く、そうなると週末2日がかりだとか。
そしてブレードにした場合、髪が非常にひっぱられ、仰向けや横向けで寝ると頭皮が痛くて寝られないので、しばらくの間はうつ伏せで寝ると言っていた。(画像はネットより)


日本でも、平安の世から、女性は髪が命だったと言うが、アフリカ系の女性の並々ならぬ努力も凄いなと。
古い話になるが、一昨年は、女子高生と学校側とでその髪型を巡って国中の大論争になったことも。その様子は<その2>で。